こんにちは、The Remote Digital Hubのリョウです。
メディアを運営していると、相互リンクの依頼をいただくことがあります。
「こちらの記事から紹介するので、そちらからも紹介してもらえませんか?」
そんな提案です。
今回、僕のノマドメディアにも、VPNや海外でのアプリ利用について発信している方からご相談をいただきました。
結論から言うと、相互リンクは、読者の役に立つ内容なら前向きに検討してよい。ただし、紹介文と掲載場所は自分でも確認したほうがいいと感じています。
今回も、そのまま掲載するのではなく、双方の記事に自然になじむように文章を調整しました。
この記事では、そのやり取りを通じて考えたことを、メディア運営の実体験としてまとめます。
今回いただいた相互リンクの提案
先方からは、リンクを掲載する記事だけでなく、どの場所に、どんな文章で紹介するかまで具体的にご提案いただきました。
内容は、以下のような組み合わせです。
- 先方の「海外でPayPayを使う方法」の記事から、僕のVPN利用体験の記事を紹介
- 僕の「上海ノマド旅の準備」の記事から、先方の日本のアプリを海外で使う方法の記事を紹介
海外生活、VPN、アプリの利用。
テーマには共通点があり、まったく関係のない記事同士をつなぐ話ではありませんでした。
掲載イメージも具体的だったので、こちらも内容を検討しやすかったです。
ただ、文章を読んでみると、少し調整したいところがありました。
最初に気になったのは、自分の記事の紹介のされ方
先方の紹介文は、僕の記事を「海外在住者も、無料VPNで金融系アプリを使うことをおすすめしていない」という方向で紹介する内容でした。
一見、大きな違和感はないかもしれません。
でも、僕の記事で伝えたかったこととは、少しニュアンスが違いました。
僕は実際に、無料VPNや低価格の有料VPNを使ってきました。
その経験をもとに、使用感や気をつけている点をまとめています。
自分に問題が起きていないことと、安全が保証されていることは別。
だから、運営元やサービスの仕組みを確認し、リスクを理解して判断しよう、というのが記事の軸です。
それを「無料VPNはおすすめしない」とまとめてしまうと、体験を通じて伝えたかった慎重な説明が抜けてしまいます。
今回、改めて感じたのは、リンクをもらえるかどうかだけでなく、自分の経験がどう紹介されるかも大事だということでした。
「おすすめしない」から「体験と注意点の紹介」へ
そこで、先方には次のような方向で調整をお願いしました。
無料VPNを否定する根拠として僕の記事を使うのではなく、海外在住者の利用経験を知るための参考記事として紹介していただく形です。
具体的には、
「海外在住のリョウさんが、PayPayを1年以上利用してきた経験をもとに、無料・有料VPNの使用感や利用時の注意点を紹介しています」
という内容です。
これなら、僕の記事の立ち位置も伝わります。
読む方も、リンク先に何が書かれているのかを想像しやすくなります。
紹介文は、強く言い切るほどよいわけではない。内容を正確に伝えるほうが、読者にも親切です。
こちらからのリンクも、話のつながりを調整した
もう一つ確認したのが、僕の上海の記事から、先方の記事へつなぐ文章です。
掲載予定の場所では、上海に着いたらGmailやGoogle Meet、ChatGPTを起動して確認したい、と書いていました。
その直後に、日本のアプリを海外で使う方法を紹介する提案でした。
同じ「海外でアプリを使う話」ではあります。
ただ、ここには少し違いがあります。
中国側の通信制限と、日本のサービス側の海外アクセス制限は、別の話です。
その違いに触れずにリンクを置くと、「この記事を読めば、中国でのアプリ利用の問題もまとめて解決するのかな?」と受け取られるかもしれません。
そこで、間に一文を加えることにしました。
「海外で仕事や生活をするなら、普段使っている日本のアプリが利用できるかも確認しておきたい」
と話題を広げたうえで、サービス側で海外アクセスが制限される場合の参考情報として紹介する形です。
大きな変更ではありません。
でも、たった一文でも、読者が迷わず次の記事へ進めるかどうかは変わると感じました。
修正をお願いすると、快く対応していただけた
文章の調整案をお送りしたところ、先方からは、
「もちろんご提案いただいた形で問題ありません!」
とお返事をいただきました。
その後、先方の記事へのリンク設置もご対応いただき、実際の掲載を確認できました。
こちらが気になった点を伝えても、やり取りが難しくなることはありませんでした。
むしろ、お互いの記事を確認しながら、読者に伝わる形を一緒に考える機会になったと思います。
依頼をいただいたとき、受けるか断るかの二択で考えてしまいがちです。
でも、今回のように「この形に調整できませんか?」と相談する進め方もあります。
今回を機に「メディアでの紹介」ページも用意することに
今回のやり取りをきっかけに、外部メディアでの記事紹介をまとめる固定ページも作ることにしました。
ページ名は、シンプルに「メディアでの紹介」です。
掲載先の記事と、紹介いただいた自分の記事、その内容がわかるようにまとめる形にしました。
ここで意識したのは、記事の紹介を、取材やサービスへの推薦のように大きく見せないことです。
今回であれば、VPNの利用体験をまとめた記事を参考情報として紹介いただいた、というのが実際の内容です。
何を、どのように紹介いただいたのか。
そこを具体的に書くほうが、サイトを訪れた方にも正しく伝わると思っています。
ページへの入り口は、フッターと運営者情報に設ける方針にしました。
普段の記事を探したい方の邪魔にならず、運営について知りたい方には見つけてもらえる配置を考えました。
相互リンクで僕が確認したい3つのこと
今回の経験から、今後も相互リンクのご相談をいただいたら、次の3つを確認したいと思っています。
① 交換の話がなくても、読者に紹介したい記事か
リンクを返してもらえることだけが掲載理由になっていないか。
自分の記事を読んだ方にとって、追加で読む意味があるかを考えたいです。
② 紹介文が、リンク先の内容を正確に伝えているか
体験談が、サービスの安全性を保証する話になっていないか。
条件つきの説明が、断定に変わっていないか。
自分の記事を紹介してもらう場合も、相手の記事を紹介する場合も確認したいところです。
③ その場所にリンクがあると、読み進めやすいか
テーマが近いだけでは、自然につながるとは限りません。
段落の流れを見て、一文を足したり、掲載場所を変えたりすることも必要だと思います。
リンクを増やすより、紹介する理由を大事にしたい
今回の相互リンクによって、検索順位やアクセスがどう変わるかは、まだわかりません。
被リンクが一つ増えたからといって、大きな成果が出ると決めつけるつもりもありません。
ただ、メディア運営者同士で記事を読み、紹介の仕方を相談する経験には意味がありました。
自分の記事を、外からどう受け取られるのか。
どこを調整すると、意図がより正確に伝わるのか。
そんなことを考えるきっかけになったからです。
海外で暮らしながら、一人でメディアを運営していると、自分のサイトの中だけで考え続けてしまうこともあります。
今回のようなやり取りは、外の視点に触れる機会にもなりました。
読者に紹介する理由があること。そして、自分の言葉で紹介できること。
これからも、その二つを大事にしながら、メディア同士のつながりを育てていきたいと思います。
今回ご紹介いただいた記事
PayPayが海外で使えない原因と対処法|SUZUKA BLOG
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