そんな自分自身の体験をまとめた記事を、運営しているノマドメディアで公開しました。
そして、その記事を読んでもらうために、YouTubeのコミュニティ投稿へリンクを掲載しました。
ところが、その投稿が突然削除されました。
しかも理由は、まさかの著作権に関する利用規約違反。
記事の内容は自分の体験談です。
使っている写真も、すべて自分で撮影したオリジナル画像。
他人の動画を転載したわけでもなければ、ニュース映像や第三者の素材を使ったわけでもありません。
今回は、YouTubeのコミュニティ投稿にブログ記事のリンクを貼ったところ、なぜか「削除済み動画のコピー」と判定された実体験を紹介します。
同じように、ブログやYouTube、SNSを使って情報発信している人の参考になればと思います。
YouTubeに投稿したのは動画ではなく、ブログ記事のリンク
今回、YouTubeのコミュニティ投稿で紹介したのは、以下の記事です。
上海に来る前、正直少しだけ中国に身構えていました。
この記事では、実際に上海を訪れたときの体験をもとに、
- 上海へ行く前に感じていた不安
- 現地で中国人の友人と過ごした経験
- 実際に中国へ行って変わった印象
- 日本語を学ぶ中国人との交流
などについて書きました。
内容としては、政治的な主張や刺激的な話ではありません。
あくまで、海外ノマドとして上海を訪れた僕自身の体験談です。
記事内の写真についても、上海滞在中に自分で撮影したものを使っています。
そのため、投稿した時点では、特に問題が起きるとは考えていませんでした。
突然届いたYouTubeからの削除通知
ところが、YouTubeへ投稿したあと、次のような通知が届きました。
Your video has been removed from YouTube for a Terms of Service violation.
日本語にすると、
「あなたの動画は利用規約違反のためYouTubeから削除されました」
という意味です。
さらに通知には、次のような説明が書かれていました。
It contains a copy of content from a video that was previously removed from YouTube due to a copyright takedown notice.
つまり、
過去に著作権侵害の申し立てによって削除された動画のコピーが含まれている
と判定されたようです。
しかし、ここで大きな違和感がありました。
僕が投稿したのは、動画ではありません。
YouTubeのコミュニティ投稿に、ブログ記事のリンクを貼っただけです。
しかも、記事内の画像もすべて自分で撮影したオリジナルでした。
「いったい、何がコピーだと判断されたのだろう?」
正直、まったく心当たりがありませんでした。
ストライクではなく、チャンネルへの影響もなし
通知には、次のような説明もありました。
This is not a copyright or a Community Guidelines strike.
This does not affect your channel status.
つまり今回は、
- 著作権ストライクではない
- コミュニティガイドラインのストライクでもない
- チャンネルの状態には影響しない
という扱いでした。
その点については、ひとまず安心しました。
ただ、チャンネルにペナルティがないとしても、何も問題のない投稿が削除されるのは困ります。
そのため、YouTubeの案内に従い、異議申し立てを行いました。
すべてオリジナルであることを伝えて異議申し立て
異議申し立てでは、主に次の内容を伝えました。
- 投稿した記事は自分自身の体験に基づいていること
- 記事内の写真はすべて自分で撮影したこと
- 過去に削除された動画をコピーしていないこと
- 動画を再投稿した事実もないこと
- 自動判定による誤りの可能性があるため、確認してほしいこと
今回のようなケースでは、感情的に反論するよりも、
何がオリジナルなのかを具体的に伝える
ことが大切だと感じました。
たとえば、
「これは自分のコンテンツです」
だけではなく、
「上海滞在中に自分で撮影した写真です」
「自分自身の体験をもとに書いた記事です」
というように説明したほうが伝わりやすくなります。
しかし届いた返信は「動画が公開中なので審査しません」

異議申し立てをしたあと、YouTubeから次の返信が届きました。
Thanks for your appeal. As your video is currently live, we won’t review your appeal.
日本語にすると、
「異議申し立てありがとうございます。動画は現在公開されているため、異議申し立ての審査は行いません」
という内容です。
またしても、少し不思議な返信でした。
そもそも今回削除されたのは、動画ではなくコミュニティ投稿です。
それにもかかわらず、返信では一貫して「video」と表現されています。
さらに、投稿が削除されたという通知が来たにもかかわらず、
「現在公開されているので審査しない」
と言われました。
結果として、削除された投稿と異議申し立ての対象が、YouTube側のシステム上でうまく紐づいていなかった可能性があります。
少なくとも、今回の返信だけでは、
- 誤判定が正式に認められた
- 異議申し立てが却下された
- 投稿が完全に復旧した
ということまでは、はっきり分かりませんでした。
なぜ記事リンクが「削除済み動画のコピー」と判定されたのか
正確な理由は、YouTube側から説明されていません。
そのため、ここからは推測になります。
今回考えられるのは、記事リンクを貼った際に表示される、
- アイキャッチ画像
- リンクプレビュー
- 記事内の画像
- URLに紐づくメタ情報
などの一部が、過去に削除されたコンテンツと誤って一致した可能性です。
YouTubeのシステムが、コミュニティ投稿やリンクプレビューを含めて広くチェックしている中で、何らかの誤判定が起きたのかもしれません。
また、僕の記事には上海の街並みや観光地の写真があります。
自分で撮影した写真であっても、有名な場所では構図が他人の写真や動画と似ることがあります。
もちろん、それだけで著作権侵害になるわけではありません。
しかし、自動判定の段階では、
「似ているもの」と「コピーしたもの」が完全には区別されないこともある
のだと思います。
今回の体験を通じて、自動判定は便利である一方、必ずしも正しいとは限らないと改めて感じました。
発信者側が残しておいたほうがよいもの
今回のような誤判定に備えるため、オリジナルコンテンツを作っている人でも、証拠を残しておいたほうが安心です。
特に残しておきたいのは、次のようなものです。
元の写真データ
ブログに掲載する前の写真ファイルを保存しておくと、自分で撮影したことを説明しやすくなります。
写真の撮影日時や端末情報が残っている場合は、さらに有力な情報になります。
記事の下書きや編集履歴
WordPressのリビジョンや下書き、メモなども、自分で記事を作成した証拠になります。
投稿画面や通知のスクリーンショット
削除通知、異議申し立て、YouTubeからの返信は、スクリーンショットで残しておくのがおすすめです。
問い合わせの際に、状況を説明しやすくなります。
動画や画像の編集データ
Canvaや動画編集ソフトを使っている場合は、完成データだけでなく、編集プロジェクトも残しておくと安心です。
同じことが起きたときの対処法
同様の削除通知が来た場合は、まず慌てず、次の順番で確認するとよいと思います。
1.本当に投稿が見えなくなっているか確認する
自分のアカウントでは表示されていても、他のユーザーからは見えない場合があります。
シークレットモードやログアウト状態で確認すると、実際の公開状況が分かりやすいです。
2.ストライクの有無を確認する
通知に、
- Copyright strike
- Community Guidelines strike
- Channel status
などの記載がないか確認します。
今回のケースでは、ストライクではなく、チャンネルへの影響もないと明記されていました。
3.オリジナルであれば異議申し立てをする
自分で作成した記事、画像、動画である場合は、その事実を具体的に説明します。
単に「違反していません」と書くのではなく、
- 誰が撮影したのか
- 誰が書いたのか
- どこで作成したのか
- 外部素材を使っているか
まで伝えると、内容が分かりやすくなります。
4.返信内容がずれている場合は記録を残す
今回のように、コミュニティ投稿なのに「動画が公開中です」と返ってくることもあります。
その場合は、返信内容も含めて保存しておき、必要に応じてサポートへ再度説明できるようにしておきます。
AIや自動判定の時代は「オリジナルである証拠」も必要になる
今回の体験で感じたのは、
オリジナルコンテンツを作るだけではなく、それがオリジナルだと説明できる状態にしておくことも重要になっている
ということです。
これまでは、自分で撮影し、自分で書いていれば、それで十分だと思っていました。
しかし、プラットフォーム側の判定が自動化されるほど、誤判定も起こり得ます。
人間が見れば明らかに違うものでも、システム上では同じものとして扱われることがあります。
特に、ブログ、YouTube、Instagram、TikTokなど複数の媒体を使って発信している人は、同じ画像や文章を複数の場所で使うことも多いと思います。
その場合、自分のコンテンツであっても、
- コピーコンテンツ
- 再投稿
- 著作権侵害
- スパム
のように誤判定される可能性は、今後さらに増えるかもしれません。
だからこそ、これからの発信者には、
「作る力」に加えて「証明する力」も必要になる
のだと思います。
今回の記事内容や中国というテーマが原因ではなさそう
削除通知を受け取ったとき、一瞬、
「中国について書いた記事だったからなのか?」
とも考えました。
ただ、通知に書かれていた理由は、政治的な内容や危険なコンテンツではありません。
明確に、
過去に著作権削除された動画のコピーが含まれている
という説明でした。
そのため、今回の件は記事のテーマそのものではなく、リンク先の画像やプレビュー情報などが誤判定された可能性が高いと見ています。
少なくとも、現時点では「中国について書いたから削除された」と判断できる根拠はありません。
ここは、事実と推測を分けて考える必要があります。
まとめ:問題のない投稿でも削除されることはある
今回、YouTubeのコミュニティ投稿に自分のブログ記事を掲載したところ、著作権に関する利用規約違反として削除されました。
しかし実際には、
- 投稿したのは動画ではなく記事リンク
- 記事は自分自身の体験談
- 写真はすべて自分で撮影
- 他人の動画は使用していない
- チャンネルへのストライクもない
という状況でした。
異議申し立て後の返信も、削除されたコミュニティ投稿ではなく、動画について説明する内容でした。
今回の正確な原因は分かりません。
ただ、YouTube側の自動判定や処理の中で、何らかの誤認が起きた可能性は高そうです。
情報発信を続けていると、こちらに非がなくても、突然投稿が削除されることがあります。
そんなときは、必要以上に不安になるよりも、
通知内容を確認し、証拠を残し、事実を整理して異議申し立てをする
ことが大切です。
自分で撮影した写真や、自分で書いた記事であっても、元データや編集履歴は残しておく。
地味ですが、これからの発信活動では、こうした準備が自分のコンテンツを守ることにつながるのだと思います。
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