海外ノマドとして生活していると、日本から海外の銀行口座へお金を移動させる機会があります。
そんなときに気になるのが、**「海外送金って、実際に何日で着金するの?」**ということではないでしょうか。
今回、僕は海外送金サービス「PayForex(ペイフォレックス)」を利用して、日本からフィリピンのUnionBankへ約10万ペソを送金しました。
PayForexの公式サイトでは、フィリピンペソの銀行口座送金について「原則24時間以内」と案内されています。
ところが、実際には金曜日の午後4時ごろに送金し、着金したのは翌週の月曜日でした。
結論からいうと、今回の送金は金曜日から月曜日まで、暦日で3日かかりました。
今回は、この実体験をもとに、送金完了から着金までの流れや、フィリピンの銀行送金で注意すべきポイントを紹介します。
PayForexで約10万ペソを送金。実際に着金するまでの流れ
まずは、今回の送金内容を整理します。
| 項目 | 今回の実績 |
|---|---|
| 利用サービス | PayForex |
| 送金元 | 日本 |
| 送金先 | フィリピン |
| 受取銀行 | UnionBank |
| 送金額 | 約100,000PHP |
| 送金日時 | 2026年10月9日(金)午後4時ごろ |
| PayForex側の状況 | 金曜日に送金完了表示 |
| 実際の着金日 | 2026年10月12日(月) |
| 所要日数 | 暦日で3日 |
金曜日:PayForexで送金完了
2026年10月9日(金)の午後4時ごろ、PayForexからUnionBank宛てに約10万ペソを送金しました。
PayForex側では、すでに送金完了の表示になっていました。
公式サイトでは原則24時間以内と案内されているため、「それなら土曜日までには着金するのでは?」と考えますよね。
ただ、ここで気になったのが、フィリピンの銀行が土日にも入金処理を行っているのかという点です。
そこで、フィリピンの銀行間送金の仕組みについても調べてみました。
土曜日・日曜日:UnionBankへの着金はなし
結果として、土曜日と日曜日にはUnionBankの口座に着金しませんでした。
PayForexで送金手続きが完了していても、必ずしも受取銀行への入金まで終わっているわけではないようです。
調べていく中で、フィリピンには送金の仕組みが複数あり、その違いによって着金タイミングが変わることがわかりました。
月曜日:UnionBankに無事着金
そして、10月12日(月)。
UnionBankの口座に約10万ペソが無事着金しました。
金曜日に手続きして、土日を挟み、月曜日に入金された形です。
ここで気づいたのは、送金サービスの案内にある「24時間以内」という数字だけを見ていると、実際の着金タイミングを読み違える可能性があるということでした。
なぜ「24時間以内」なのに月曜日の着金になったのか?
PayForexのフィリピン向け送金案内では、PHP建ての銀行口座送金は原則24時間以内とされています。
一方、PayForexの提携銀行向けページには、スピード送金について**「原則24時間以内(銀行営業日)」**という説明もあります。
つまり、いつでも必ず24時間以内に着金するという保証ではありません。
特に週末や祝日を挟む場合は、送金サービス側の処理だけでなく、現地の銀行や決済ネットワークの営業日も関係してきます。
今回、フィリピンの銀行送金について調べたところ、重要だったのが「InstaPay」と「PESONet」という2つの仕組みです。
フィリピンの銀行送金「InstaPay」と「PESONet」の違い
フィリピンの銀行間送金では、主にInstaPayとPESONetが使われています。
どちらも銀行口座間でお金を移動できる仕組みですが、大きな違いがあります。
| 比較項目 | InstaPay | PESONet |
|---|---|---|
| 主な用途 | 少額の即時送金 | 比較的大きな金額の送金 |
| 1回の送金額 | 原則50,000PHPまで | 50,000PHP超も可能 |
| 送金スピード | 原則リアルタイム | 銀行営業日の処理時間による |
| 土日の送金処理 | 原則対応 | 通常は翌銀行営業日 |
| 締切時間 | 原則なし | 金融機関ごとに設定 |
InstaPay:土日でも即時送金できる
InstaPayは、フィリピンの即時送金システムです。
原則24時間365日対応しており、送金するとほぼリアルタイムで相手の口座に反映されます。
ただし、1回あたりの送金上限は原則50,000ペソです。
フィリピン国内の銀行アプリで少額を送金する場合などには、とても便利な仕組みです。
PESONet:大きな金額を送れるが、営業日に注意
一方、PESONetは銀行間の送金指示をまとめて処理する仕組みです。
InstaPayのような5万ペソの共通上限はなく、比較的大きな金額の送金にも利用できます。ただし、金融機関ごとの制限はあります。
重要なのは、処理が銀行営業日を基準としていること。
例えば、銀行が定める締切時間を過ぎて金曜日に送金した場合、次の処理が月曜日になることがあります。
土日や祝日に手続きした場合も同様です。
これはフィリピン中央銀行(BSP)の説明や、現地銀行の公式案内でも確認できます。
今回の10万ペソ送金はPESONetだったのか?
ここは、はっきり区別しておきたいポイントです。
今回送金したのは約10万ペソなので、InstaPayの通常の1回あたりの上限を超えています。
さらに、金曜日に手続きを行い、月曜日に着金したという流れは、PESONetの営業日ベースの処理と一致します。
ただし、今回のPayForexの送金が実際にPESONet経由だったかどうかは確認できていません。
PayForexはフィリピンの現地金融機関や送金パートナーを利用しており、一般的な銀行間送金とは異なるルートが使われる可能性もあります。
そのため、「10万ペソを送ると必ずPESONetになる」と断定することはできません。
今回確認できたのは、あくまで金曜日に約10万ペソを送金し、実際に月曜日に着金したという事実です。
PayForexの「送金完了」と「着金完了」は違う
今回、もうひとつ勉強になったのが、PayForexの送金ステータスの意味です。
PayForexの公式FAQでは、次のように区別されています。
- 手続き中: 送金審査が完了し、送金処理が進んでいる状態
- 手続き完了: PayForex側の送金処理が完了した状態
- 着金完了: 受取人が送金資金を受け取った状態
つまり、PayForex側で送金処理が完了していても、UnionBankの口座に反映されているとは限りません。
送金サービス側の処理完了と、受取銀行への着金は別のもの。
海外送金では、この違いを理解しておくことが大切だと感じました。
なお、PayForexの公式FAQでも、実際の着金については受取人側で確認するよう案内されています。
意外だったのは、月曜日が日本の祝日だったこと
今回の着金日である2026年10月12日(月)は、日本では「スポーツの日」で祝日でした。
一方、フィリピンでは通常の銀行営業日にあたります。
それでも、実際にUnionBankへ着金しました。
この結果から、日本が祝日だからといって、フィリピン側での着金が必ず止まるわけではないことがわかります。
もちろん、これは今回の実例であり、すべての海外送金に当てはまるわけではありません。
送金サービスがどの段階まで処理を進めているか、現地パートナーがどのように対応するかによって結果は変わります。
海外送金では、日本と送金先の両方の祝日・銀行営業日を確認しておく必要がありますね。
今回の経験から学んだ、海外送金で気をつけたい3つのこと
1. 急ぎの送金は月曜日〜木曜日に済ませる
今回の経験から、今後はできるだけ週末を避けて送金したいと考えています。
特に家賃や生活費など、着金日が重要なお金であれば、月曜日〜木曜日の早い時間帯に手続きを済ませておくのが安心です。
もちろん、平日に送れば必ず当日着金するという意味ではありません。
あくまで、週末による処理の遅れを避けるための対策です。
2. 5万ペソを超える場合は着金日数に余裕を持つ
フィリピン国内の即時送金システムであるInstaPayは、原則1回5万ペソが上限です。
今回のように約10万ペソを送金する場合は、どの決済ルートが使われるかによって、着金時間が大きく変わる可能性があります。
ただし、5万ペソ以下ならPayForexでも必ずInstaPay経由になる、というわけではありません。
金額だけで着金スピードを判断せず、必要に応じて送金会社に確認するのが確実です。
また、送金を複数回に分けたとしても、必ず即時着金になるとは限りません。
3. 「送金完了」の表示だけで判断しない
これは今回、特に重要だと感じたポイントです。
PayForex側の手続きが終わっていても、受取銀行での処理が残っている場合があります。
そのため、送金完了の表示を確認したあとは、実際の受取口座の残高や取引履歴も確認することが大切です。
もし案内された着金目安を過ぎても反映されない場合は、送金日時、送金額、取引番号などを控えてPayForexに問い合わせるとスムーズです。
よくある質問(FAQ)
PayForexからフィリピンへの送金は何日かかりますか?
PayForex公式では、フィリピンペソの銀行口座送金は原則24時間以内と案内されています。
ただし、銀行営業日や現地の処理状況によっては時間がかかる場合があります。
今回、僕が約10万ペソをUnionBankへ送金したケースでは、金曜日に手続きして月曜日に着金しました。
PayForexは土日でもフィリピンに着金しますか?
利用する現地の決済ルートによって異なります。
即時送金に対応したルートであれば週末に着金する可能性がありますが、PESONetなど銀行営業日ベースの処理であれば、月曜日以降になることがあります。
PayForexからUnionBankへのすべての送金が週末に処理されないという意味ではありません。
UnionBankへの送金は5万ペソを超えると遅くなりますか?
必ず遅くなるとは限りません。
ただし、InstaPayの通常の1回あたりの上限は5万ペソです。
それを超える送金では、別の送金ルートや処理方法が使われる可能性があります。
今回の約10万ペソの送金は月曜日に着金しましたが、実際の決済ルートまでは確認できていないため、金額が遅延の直接の原因だったとは断定できません。
まとめ:PayForexでフィリピンに送金するなら、週末と銀行営業日を意識しよう
今回、PayForexを利用して日本からフィリピンのUnionBankへ約10万ペソを送金しました。
実際の結果は、金曜日の午後4時ごろに送金し、翌週月曜日に着金というものでした。
送金処理自体は金曜日に完了していましたが、口座に反映されたのは週明けです。
今回の経験を通して感じたのは、海外送金ではサービスの便利さだけでなく、現地銀行の決済システムを理解しておくことも重要だということです。
僕自身、海外ノマドとして生活する中で、日本と海外の間でお金を移動させる機会があります。
普段は問題なく利用できるサービスでも、週末や祝日など、ちょっとしたタイミングの違いが着金日に影響することがあります。
これからPayForexを利用してフィリピンへ送金する方は、ぜひ参考にしてみてください。
特に金曜日の午後にまとまった金額を送る場合は、週明け着金も想定しておくと安心です。
海外生活では、資金に余裕を持って動くことも大切なリスク管理のひとつですね。
参考資料・公式情報
- PayForex公式|フィリピン向け海外送金・着金日数
- PayForex公式|スピード送金と銀行営業日について
- PayForex公式FAQ|送金状況の確認方法
- フィリピン中央銀行(BSP)|InstaPayとPESONet
- Security Bank|PESONetの処理時間と締切
※本記事は2026年10月の実体験と公開情報をもとに作成しています。着金時間は送金額、受取銀行、決済ルート、営業日などによって異なります。
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