こんにちは、リョウです。
オンラインで仕事をしていると、SNSやメール経由で「一緒に何かできませんか?」という連絡をいただくことがあります。
先日もLinkedIn経由で、海外企業との商談支援や視察対応、展示会での通訳、技術資料の翻訳などを行っている企業の方からご連絡をいただきました。
僕自身、英語コーチング事業を運営しているので、
「これはかなり事業との相性が良いかもしれない」
と感じたんですね。
そこで今回は、実際に協業の可能性を考えて返信してみたものの、その後連絡がなかった経験をもとに、
「協業話はどこまで期待すべきなのか」
「返信がない=脈なしなのか」
ということについて書いてみたいと思います。
LinkedInで届いた協業につながりそうな連絡
今回いただいた連絡は、簡単にいうと、
- 海外企業との商談支援
- 海外視察対応
- 展示会での通訳
- 技術資料の翻訳
- グローバル企業への各種支援
といったサービスを提供している会社からのものでした。
「情報交換をしながら、何か協力できることがあればぜひ」という内容です。
普段なら営業メッセージとして流してしまうケースもあります。
ただ今回は、僕が運営している英語コーチング事業との関連性がかなり高かったんです。
僕たちは法人向けに、
海外会議・商談・プレゼンなど、実際の仕事を想定した英語研修
を提供しています。
一方で、相手企業は実際の海外商談や通訳をサポートしている。
つまり、
相手:実際の海外業務を支援する
僕たち:社員が自分自身で英語対応できるようにする
という関係です。
競合するというより、むしろ補完関係に近いと感じました。
最初に考えたのは「相互紹介」
最初は単純に、
「お互いのお客さんを紹介できるのでは?」
と考えました。
ただ、冷静に考えてみると、これはあまり現実的ではありませんでした。
なぜなら、僕のところにはこれまで、
「海外展示会で通訳をお願いしたい」
「商談に通訳を入れたい」
「技術資料を翻訳してほしい」
といった問い合わせがほとんどないからです。
つまり、
こちらから相手に送れる案件が現状ほぼない。
これでは「相互紹介」と言っても、実質的には一方向です。
協業を考えるときは、
「できそうか」ではなく、「実際に案件が存在するか」
を見る必要があると改めて感じました。
一番可能性を感じたのは法人顧客への英語研修
その中で最も現実的だと思ったのが、
相手企業の法人顧客に、英語研修を提供する形
です。
通訳を利用している会社の中には、
「重要な商談では通訳が必要だけど、普段の会議くらいは社員だけで対応したい」
という会社もあるはずです。
あるいは、
「海外拠点との英語会議が増えてきた」
「外国人社員とのコミュニケーションに困っている」
「海外取引が増えたので社員の英語力を底上げしたい」
といった課題も考えられます。
こういったケースなら、
通訳・翻訳は相手企業
英語トレーニングは僕たち
という役割分担ができます。
個人的には、ここに一番協業の可能性を感じました。
外国人材を受け入れる企業向け研修も面白い
もう一つ可能性を感じたのが、
外国人材を受け入れている企業向けのコミュニケーション研修
です。
外国人社員を採用しても、
「どう指示を出せばいいのかわからない」
「英語でフィードバックできない」
「簡単なことなのに伝わらない」
といった問題は起こりやすいです。
そこで、日本人社員向けに、
- 仕事の指示
- 進捗確認
- 報告・連絡・相談
- 1on1
- フィードバック
- Simple English
などをトレーニングする。
普通の英会話ではなく、
「外国人社員と働くための英語」
という切り口です。
これは今後かなり需要が増える分野ではないかと感じています。
そこで、こちらから協業を提案してみた
相手から最初に連絡をもらったので、こちらも返信しました。
内容としては、
「御社の通訳・翻訳サービスと、弊社の法人向け英語研修は親和性が高そうです」
ということを伝え、
さらに、
「将来的に社員自身でも英語対応できるようにしたい企業があれば、協業できる可能性がありそうですね」
と提案しました。
そして最後に、
「一度オンラインで情報交換しませんか?」
と送りました。
かなり自然な流れだったと思います。
ただ、その後返信はありませんでした。
返信がない=脈なしなのか?
ここは少し考えました。
最初は、
「忙しいだけかもしれない」
「LinkedInだから見落としているかもしれない」
とも思いました。
もちろん、その可能性はあります。
ただ、ビジネスとして冷静に見ると、
返信がないということは、少なくとも現時点では優先順位が高くない
と考えるのが自然です。
もし、
「ぜひ話したい」
「協業できそう」
と強く感じていれば、普通は何かしら返信が来ます。
なので、
返信なし=100%脈なし
とまでは言えませんが、
「脈が薄い可能性は高い」
くらいに考えています。
ただし、協業は「今」だけで判断しなくていい
一方で、今回面白いと思ったのは、
今すぐ協業できなくても、接点を持ったこと自体には意味がある
という点です。
今は相手側に、
「英語研修を紹介できそうな顧客がいない」
のかもしれません。
半年後に、
「海外展開する企業が増えてきた」
「英語研修について相談された」
となったときに、ふと思い出してもらえる可能性があります。
オンラインビジネスでは、
その場で売上にならない関係が、後から仕事につながる
ことも珍しくありません。
だからこそ、
「返信がないから失敗」
と考える必要もないと思っています。
協業を考えるときに見るべき3つのポイント
今回の経験から、今後協業話が来たときには、次の3つを見るようにしたいと思っています。
1. 顧客層が重なっているか
サービス自体が違っていても、
同じ顧客を相手にしている会社
とは協業しやすいです。
今回でいえば、
海外企業と取引している法人
という顧客層が重なっています。
ここはかなり重要です。
2. 相手の商品と競合していないか
同じ顧客層でも、完全に同じ商品を売っていると協業は難しくなります。
一方で、
相手の商品を補完できるサービス
なら非常に相性がいいです。
通訳と英語研修はまさにこの関係です。
3. 本当に案件が発生する導線があるか
ここが一番大事だと思います。
「理論上は協業できそう」
でも、
実際にその相談が発生しないなら意味がありません。
今回の相互紹介がまさにそうでした。
僕のところには通訳案件がほとんど来ない。
だから、
「お互いに紹介しましょう」
という形は一見きれいでも、実際には機能しない可能性が高いです。
協業はアイデアではなく、案件発生の導線まで考える必要がある。
これは今回かなり勉強になりました。
個人で仕事をしていると「縁の管理」も大事になる
ノマドや個人事業を続けていると、
仕事は必ずしも広告やSEOだけから来るわけではありません。
SNSで知り合った人。
昔仕事をした企業。
以前問い合わせをくれた人。
イベントで会った人。
こうした点が、後から線につながることがあります。
だから、
「今すぐ仕事になるか」だけで人間関係を判断しすぎない
ことも大切だと思っています。
今回も、
今は協業にはつながりませんでした。
ただ、
お互いのサービスを知った。
接点ができた。
それだけでもゼロではありません。
返信がなければ、追いすぎない
とはいえ、何度も追うつもりはありません。
個人的には、
一度軽くフォローして、反応がなければ一旦終了
くらいでいいと思っています。
ビジネスはタイミングも大きいです。
無理に関係を作ろうとするより、
「またタイミングが合えば」
くらいの距離感の方が長期的にはうまくいく気がします。
まとめ
今回のLinkedInでのやり取りを通して感じたのは、
「協業できそう」と「実際に協業できる」は別物
ということです。
サービスの相性が良くても、
顧客ニーズがなければ仕事にはなりません。
逆に、今すぐ案件がなくても、
将来的に接点が仕事につながることもあります。
だから、
期待しすぎず、でも縁は大切にする。
これくらいのスタンスが、個人でビジネスを続けるうえではちょうどいいのかなと思っています。
今回の件も、今後どうなるかはわかりません。
でも、こうした小さな接点を積み重ねながら、少しずつ事業の可能性を広げていきたいと思います。
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