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出版代行の営業メールで気づいた。過去のブログは、AIで「一冊の本」にできる

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RYO代表

横田 涼(リョウ)|The Remote Digital Hub代表
パーソナル英語コーチング「RYO英会話ジム」代表・投資メディア運営。

1985年、大阪生まれ。セブ・オーストラリアへの留学と7年間の海外勤務を経て、2019年に 「RYO英会話ジム」 を起業。現在は、サービスの企画・運営、商品づくり、Web集客を中心に事業に取り組んでいます。

2020年からは、海外を拠点にノマド生活を実践。 オンラインで事業を育てながら、自分に合った場所で暮らす働き方 を続けています。あわせて、 投資・資産形成メディア も運営し、自身の投資経験や、事業で得た収入を資産につなげる取り組みを発信しています。

このブログでは、海外での暮らしやノマド生活のリアル、経験やスキルの商品化、Web・SNSでの集客、AI活用について、 自分で試したことや、失敗から学んだこと をお届けしています。

現在は、これまでの事業運営の経験を活かし、 自分の経験やスキルを商品にして、オンラインで仕事をつくりたい方 への個別サポートも行っています。

「自分の経験にも、まだ活かせる可能性がある」。そんな気づきと、次の一歩につながる情報を届けていきたいと思っています。

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こんにちは、リョウです。2020年から海外を拠点にノマド生活を続けながら、英語コーチングとWebメディアの運営をしています。

先日、英語コーチング事業の問い合わせ先に、Kindle出版代行の提案が届きました。

サービスの特徴や僕の経歴を踏まえて、「こんなテーマで一冊にしませんか」という内容でした。

そのメールをきっかけに、僕は「これまで書いてきた海外生活や英語学習のブログを使って、自分で出版してみよう」と思いました。

まだ本を出版したわけではありません。今回は、提案を受けて何を考え、なぜ自分で一冊作ってみたくなったのか。その気づきを、同じように発信や個人事業に取り組む方に向けてお話しします。

きっかけは、僕の経験を「書籍」にするという提案だった

届いたメールでは、僕が運営するRYO英会話ジムの発信に触れながら、英語を「知っている」から「話せる」に変える練習法を、本にする案が示されていました。

セブとオーストラリアへの留学、7年間の海外勤務、そして2019年からの英語コーチング事業。そうした経験を、一冊の裏づけとして使えるという提案です。

図解や漫画を入れた見本も添付されていて、本になった姿を具体的に想像できました。

普段はブログの記事を一本ずつ書いているので、それらをまとめて「本にする」という見方は、よいきっかけになりました。

同じ経験でも、届け方を変えると、別の商品になるかもしれない。そう感じたんです。

「素材なら、もう自分のブログにある」と気づいた

提案を検討するなかで、思ったことがあります。

「そもそも、自分が海外で体験してきたことは、すでにブログにたくさん書いている」

留学や海外生活、英語を学ぶ過程で感じたこと。海外で働き、その後、自分の事業を始めるまでの経験。これまで少しずつ文章にしてきました。

もちろん、ブログがあるだけで、そのままよい本になるわけではありません。ただ、白紙から原稿を書く場合とは、スタート地点が違います。

僕の場合、必要なのは経験を新しく作ることではなく、すでに書いた経験を、読者に伝わる順番に整理することだと思いました。

一記事ずつ見ていると、過去の投稿にしか見えないものも、テーマで集めれば、一冊の土台になる。これまでの発信を見直す理由ができました。

AIがあれば、書籍にまとめる負担も減らせそう

普段から、僕は記事の制作やリライトにAIを使っています。その経験があるので、書籍についても「自分で試せそうだ」と感じました。

たとえば、関連する記事を集めて、次のような作業をAIに手伝ってもらうことが考えられます。

  • 内容を整理して、章立ての案を作る
  • 複数の記事にある重複を見つける
  • 話のつながりが弱い部分を洗い出す
  • 初めて読む人に足りない説明を指摘する
  • 見出しや文章を読みやすく整える

一方で、「その出来事を本当に経験したか」「そのとき、何を感じていたか」は、自分が確認する必要があります。AIが補ったエピソードを、そのまま自分の体験として載せることはできません。

自分の体験を軸にして、整理や編集をAIに手伝ってもらう。僕がやってみたいのは、その形です。

「すぐに原稿のたたき台を作れそう」という感覚はあります。ただし、事実の確認や、読者にとって一冊分の価値があるかを見直す時間は、きちんと取りたいと思っています。

Amazonなら、個人で出版する入口もある

調べてみると、AmazonにはKindleダイレクト・パブリッシング(KDP)というセルフ出版の仕組みがあります。電子書籍とペーパーバックを、無料で出版できると公式に案内されています。

原稿や表紙を用意する手間や、必要に応じた外注費は別ですが、出版代行を依頼しないとAmazonに本を出せない、というわけではありません。

参考:Amazon KDP公式「KDPで出版を始める」

僕としては、まず一冊を自分で形にして、原稿作りから出版申請までの流れを経験してみたい。その経験も、次に何かを作るときに使えると考えています。

ブログの再利用とAI利用は、公開前に条件を確認する

今回のようにブログを活用する場合は、通常のKDP出版と、追加プログラムの「KDPセレクト」を分けて考える必要があります。

KDPセレクトには電子版の独占条件があります。ブログで同じ内容を公開し続けたい場合は、登録前に条件を確認する。僕も、この点を確かめながら進めるつもりです。

また、AIが生成した本文や画像などを使う場合は、KDPへの申告が必要です。自分の文章の校正や改善など、AIによる補助だけの場合とは扱いが異なります。

参考:Amazon KDP公式「KDPセレクト」 / Amazon KDP公式「コンテンツガイドライン」

※出版に関する説明は2026年11月6日時点で確認した公式情報に基づきます。実際の申請時には最新の条件をご確認ください。

それでも、出版代行に価値がないとは思わない

自分でやってみようと思ったからといって、出版代行が不要なサービスだとは考えていません。

素材を集める時間が取れない方や、構成・編集・デザインまでまとめて任せたい方には、頼れる相手がいる意味は大きいと思います。

僕自身も、取り組んでみて難しい部分が分かれば、その工程だけ外部にお願いする選択肢はあります。

ただ、今回は自分の経験を書いた記事があり、日常的にAIも使っている。だから、まず自分で一冊作ることに、費用を抑える以上の意味があると感じました。

一度やってみれば、どの作業に時間がかかるのか、何を外注したいのかも、具体的に判断できるはずです。

最初の一冊は、「誰に何を届けたいか」を絞りたい

海外生活の経験は、書こうと思えば、いろいろな方向に広げられます。英語、留学、海外勤務、起業、ノマド生活。どれも自分にとってつながっている話です。

でも、全部を詰め込むと、読者が何を得られる本なのか分かりにくくなりそうです。

たとえば、英語学習に悩む人に向けるなら、英語が出てこなかった時期から、海外で働けるようになるまでの変化を中心にする。海外で暮らしたい人に向けるなら、その選択に至った考え方や、実際に困ったことを中心にする。

同じ過去の記事でも、想定する読者によって、選ぶエピソードも並べ方も変わる。まずは、そこを決めるところから始めたいと思っています。

最初の一冊については、大きな売上を前提にせず、出版までやり切ることと、読者の反応を知ることを目標にしたいです。本を出せることと、売れること、サービスへの申し込みにつながることは、それぞれ確かめていく必要があります。

ノマドとして積み重ねてきた経験を、もう一度使ってみる

海外を拠点に仕事をしていると、これから何を学ぶか、次に何を始めるかを考える機会があります。

今回の提案で目が向いたのは、すでに自分が持っているものでした。

過去に書いた記事。海外で経験したこと。仕事で学んだこと。当時は一つひとつ発信して終わっていたものを、今の視点でまとめ直すことができます。

それが必ず売れる商品になるとは限りません。それでも、自分が積み重ねてきた経験を、別の形で届ける方法を試す価値はあると思います。

今回届いた営業メールは、僕にとって、その可能性に気づくきっかけになりました。

これまでブログを書いてきた方や、仕事・暮らしの経験を発信してきた方は、一度、過去の記事をテーマごとに見直してみてもいいかもしれません。

僕もまずは、自分が書いてきた記事を集めるところから。一冊にまとめると何が見えてくるのか、試してみようと思います。


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