こんにちは、デジタルノマドとして海外を旅しながら仕事をしている横田涼です。
2026年10月27日、フィリピンのマニラから香港へやってきました。
香港といえば、世界的な金融都市。高層ビルが立ち並び、国際企業が集まる、アジアでも特に発展した都市というイメージがあります。
実際に訪れてみると、想像していたとおりの近代的な街並みが広がっていました。
ところが、街を歩き、食事をし、ホステルに泊まってみると、意外な発見がいくつもありました。
スターバックスのアメリカーノが約820円なのに、ローカル食堂では約800円で満腹になれる。
そして、国際金融都市なのに、クレジットカードが使えない小さなお店が意外と多い。
今回は、そんな香港で実際に経験したことを、物価・移動・食事・宿泊・ノマド生活という視点からお伝えします。
出発前からトラブル!飛行機の日付を勘違いしていた
今回の旅は、出発前からちょっとしたトラブルがありました。
予約していたのは、香港エクスプレスの午前2時20分発のフライト。
ところが、僕はずっと出発日を1日勘違いしていました。
10月27日午前2時20分発ということは、10月26日の夜に空港へ向かわなければいけません。
それなのに、27日の夜に出発するものだと思い込んでいたのです。
幸い、Agodaから事前通知が届いたことで間違いに気づき、急いで荷造りを始めました。
危うくフライトを逃すところでした。
海外を頻繁に移動していても、こういうミスは起こるものですね。
オンラインチェックインで長蛇の列を回避
マニラのニノイ・アキノ国際空港ターミナル3に到着すると、チェックインカウンターには長い列ができていました。
ただ、よく見ると、通常チェックインとオンラインチェックイン済みの人の列が分かれています。
そして、オンラインチェックイン済みの列は驚くほど空いていたのです。
そこで、その場で香港エクスプレスの公式サイトにアクセスし、スマホからオンラインチェックインを済ませました。
結果は大正解。
ほとんど待たずに手続きを進められました。
通常の列に並んでいたら、体感では30分〜1時間程度かかっていたかもしれません。
もちろん、これは今回の空港での状況によるものですが、オンラインチェックインのありがたさを改めて感じました。
空港で長い列を見かけたら、オンラインチェックイン済みの専用レーンがないか確認する。
これは今後も実践していきたいと思います。
マニラ空港も少しずつ変わっていた
今回、久しぶりに利用したNAIAターミナル3では、いくつかの変化も感じました。
新しい自動出入国審査ゲートが設置されていたり、出国審査後のエリアに「Airside Food Hall」という新しいフードホールができていたり。
一方、自動ゲートでは、何度もスキャンしているのに通過できない人も見かけました。
利用資格や認証の問題なのか、原因は分かりませんが、新しい設備が増えればすべてスムーズになるというわけでもなさそうです。
さらに、搭乗ゲートも当初の110番から113番へ変更されていました。
こうした変更は他の国の空港でもありますが、空港内では最初の案内だけを信じず、最新の電光掲示板を確認することが大切ですね。
香港到着!バスで爆睡して終点まで行ってしまった
香港国際空港に到着したのは、10月27日の朝4時50分頃。
着陸してからターミナルまで連絡バスで移動したのですが、これが想像以上に長く感じました。
香港国際空港の広さを、到着直後から実感しました。
入国審査を終えると、そのまま市内へ移動。
今回も預け荷物はなく、機内持ち込みだけだったので、比較的スムーズに動けました。
香港用eSIMも問題なく使えた
出発前にAgodaで購入していた3日間のeSIMも、香港到着後には問題なく使えました。
ただ、インストール時には、iPhoneに以前の旅行で使ったeSIMが複数残っていて、どれが今回のものか分からなくなる場面もありました。
便利なeSIMですが、海外を頻繁に移動する人は、使用済みの回線を整理したり、名前を付けたりしておくと管理しやすそうです。
A21バスで市内へ。しかし、まさかの乗り過ごし
空港からはA21バスで尖沙咀(チムサーチョイ)へ向かいました。
ところが、深夜便の疲れもあって、乗車してすぐに爆睡。
気づいたときには、目的地の尖沙咀を通り越して、終点の紅磡(Hung Hom)まで来ていました。
これは完全に想定外でした(笑)。
ただ、MTRに乗り換えれば、尖東(East Tsim Sha Tsui)までは1駅。
幸い、大きな遠回りにはなりませんでした。
香港の地下鉄では、Visaのタッチ決済が使えたので、交通カードを購入する必要もありませんでした。
海外で移動するとき、クレジットカード1枚で公共交通機関を利用できるのは本当に便利です。
ただし、このあと香港の意外な決済事情を知ることになります。
朝のビクトリア・ハーバーで香港らしい景色を満喫
尖沙咀に到着して、最初に向かったのはビクトリア・ハーバー。
海沿いにある星光大道(Avenue of Stars)を歩きました。

目の前には香港島の高層ビル群が広がっています。
写真や映像で何度も見たことのある景色ですが、実際にその場に立つと、やはり迫力が違いますね。
特に、海を挟んで高層ビルが密集している景色は、香港ならではだと感じました。
この日は早朝だったこともあり、比較的落ち着いた雰囲気。
海沿いを歩きながら、香港の街並みを楽しめました。
スタバのアメリカーノが820円!香港の物価に驚く
観光の合間に、スターバックスでコーヒーを飲むことにしました。
そこで驚いたのが価格です。
普通のアメリカーノが約820円。
特別なドリンクではありません。
フィリピンのマニラなら、僕の感覚では400円程度で飲めることもあるので、ほぼ2倍です。
その後、ほかのコーヒー専門店もいくつか見て回りましたが、こちらも日本円で800円前後のものが目立ちました。
香港の中心部では、コーヒー1杯にもそれなりのお金がかかります。
給料が高くても、生活が豊かとは限らない
香港の物価が気になり、給与や住宅事情についても調べてみました。
香港は金融や専門サービスなど、高収入の仕事が集まる都市です。
一方で、住宅費が高く、一般的な会社員にとっては生活費の負担も小さくありません。
高収入の専門職や資産家がいる一方で、毎月の生活費に苦労している人もいます。
つまり、給与が高いことと、自由に使えるお金が多いことは別問題なんですね。
特に家賃は、資産形成に大きく影響します。
ビジネスで収入を増やし、生活費をコントロールしながら投資に回すスタイルを実践している僕にとっても、興味深いテーマでした。
香港のローカル食堂は意外と安い!ただし支払いが大変だった
香港では、できるだけ観光客向けのお店よりも、現地の人が普段利用している食堂に入るようにしています。
今回、尖沙咀を歩いていて、たまたま見つけたのが「兩草」というお店。

店内は赤い照明とシンプルなテーブルが印象的で、ローカル感がありながら清潔感もあります。
料理も比較的リーズナブル。
ようやく香港らしい食事が楽しめると思っていたのですが、ここで意外な問題が発生しました。
Visaが使えない!Alipayも使えず、GCashで何とか決済
このお店では、クレジットカードで支払おうとしたところ、Visaが使えませんでした。
利用できると案内されたのは、AlipayなどのQRコード決済。
そこでAlipayを試してみたのですが、僕のアカウントでは海外利用に関する本人確認や利用条件に引っかかり、支払いができませんでした。
ちなみに、外国籍の人がAlipayを一律に使えないという意味ではなく、利用するアプリやアカウントの条件によって違いがあります。
困っていたところ、フィリピンで使っているGCashが利用できることが分かりました。
ただし、今度はGCashの残高が不足していました。
そこで、フィリピンのCoins.phからGCashにその場で送金。
残高を補充して、ようやく支払いを完了できました。
Coins.ph → GCash → 香港のローカル食堂
という、ちょっと変わった決済ルートです。
GCashはAlipay+の国際決済ネットワークを通じて、香港の一部店舗でも利用できます。
普段フィリピンで使っている金融アプリが、香港でも役立つとは思いませんでした。
便利ではありますが、正直、食事代を支払うだけでここまで手間がかかるとは想像していませんでした。
さらにスーパーでも現金が必要に
夕方、ホステル近くのスーパーに立ち寄ったときにも、現金のみと言われました。
香港は世界有数の金融都市なので、クレジットカードだけでほとんど生活できるのではと思っていましたが、実際は少し違いました。
もちろん、大手チェーンやショッピングモールではVisaやApple Payが使えるところも多くあります。
ただし、今回利用したようなローカルな小規模店舗では、現金や地域に普及している電子決済のほうが重要な場面もありました。
結局、たまたま持っていたフィリピンペソを両替所で香港ドルに交換しました。
これでようやく、安心して現金払いのお店に入れるようになりました。
国際金融都市だからといって、Visaカード1枚ですべて解決するわけではない。
今回の香港旅行で学んだことの一つです。
スタバより安い!ローカル食堂で約800円の夕食
現金を手に入れたあと、ホステル周辺のローカル食堂で夕食を取ることにしました。

注文したのは、青菜やキノコ、肉などが入ったボリュームたっぷりのスープ料理。
価格は日本円で約800円でした。
これがなかなかおいしく、しっかり満腹になりました。
面白いのは、スターバックスのアメリカーノ1杯と、ローカル食堂の夕食がほぼ同じ値段だったことです。
香港は確かに物価が高い都市ですが、すべての食事が高額というわけではありません。
観光地のカフェと、地元の人が利用する食堂では、価格帯がかなり違います。
そして、個人的には、こういうローカルなお店のほうが旅の満足度が高いことも多いです。
現金しか使えないお店ほど、なんだかおいしそうに見えるんですよね(笑)。
もちろん、現金対応と料理のおいしさに直接の関係があるわけではありませんが、昔ながらのお店に入る楽しさを改めて感じました。
香港のホステルが予想以上に快適だった
今回宿泊したのは、深水埗(Sham Shui Po)にある「YHA Mei Ho House Youth Hostel(美荷樓青年旅舍)」です。
香港の中心部からMTRで移動できる場所にあり、周辺にはローカル食堂や生活感のある商店街が広がっています。
初日は深夜便でほとんど眠れていなかったので、チェックイン後に約4時間爆睡しました。
そして、実際に滞在してみると、想像以上に居心地のよいホステルでした。
緑に囲まれた、落ち着いた環境

まず気に入ったのが、建物の周辺に緑が多いことです。
香港の中心部はビルが密集していますが、ホステルの周囲には木々があり、落ち着いた雰囲気があります。
屋外にはテーブルと椅子が置かれた共用スペースもあります。
ここでは食事をしたり、パソコンを開いて仕事をしたりできます。
僕のように海外を移動しながらオンラインで仕事をしている人にとって、こうしたスペースはありがたいですね。
香港ではカフェのコーヒー代も高いので、宿泊施設内に落ち着いて作業できる場所があるだけでも、滞在費を抑えやすくなります。
飲食できる施設も複数あり、外出しなくても食事を取れる選択肢があるのも便利です。
二段ベッドなのに圧迫感が少ない
もう一つよかったのが、ドミトリーのベッドです。
一般的な二段ベッドだと、下段に寝たときに目の前が上段のベッドの裏側になり、少し窮屈に感じることがあります。
ところが、今回のホステルでは、上下のベッドが少しずれた位置に配置されています。
そのため、下段に寝ていても目の前がすべて上段のベッドで覆われるわけではありません。
視界が開けているだけで、体感的な圧迫感がかなり軽減されると感じました。
部屋自体にも比較的スペースがあり、ドミトリーとしては快適です。
ただし、朝はペットボトルが顔に落ちてきた(笑)
そんな快適なホステルですが、ちょっとしたハプニングもありました。
翌朝、上段のベッドに寝ていた人がペットボトルを取ろうとしたところ、手が滑ってしまったようです。
そして、そのペットボトルが僕の顔に落下。
まさかのペットボトルで目覚めることになりました(笑)。
こういう予想外の出来事も、ドミトリーならではですね。
それでも、全体としては居心地がよく、今回のホステルには満足しています。
ノマド目線で感じた、香港滞在のメリットとデメリット
今回の滞在では、観光だけでなく、実際に生活するような感覚で香港を見てみました。
そこで感じたことを整理してみます。
メリット:交通が便利で、街を移動しやすい
香港はMTRが発達していて、主要なエリアを比較的短時間で移動できます。
今回も空港バスで乗り過ごしてしまいましたが、地下鉄に乗り換えて問題なく目的地に到着できました。
Visaのタッチ決済にも対応しているため、移動自体は便利です。
そして、近代的なショッピングモールからローカルな商店街まで、短時間でまったく違う景色に出会えるのも香港の面白さです。
デメリット:物価が高く、決済方法にも注意が必要
一方、カフェ代や宿泊費など、日常的な支出は気になります。
特に、カフェで長時間仕事をするスタイルだと、飲み物代だけでも積み重なっていきます。
また、ローカル食堂では、現金やAlipay+などが必要になるケースもありました。
今回のようにクレジットカードが使えず、その場で別の決済手段を用意するのは、思った以上に面倒です。
香港に短期滞在するなら、少額の香港ドル現金も準備しておくほうが安心だと感じました。
香港は、仕事をする場所としてどうなのか?
香港には国際企業が集まり、世界中からビジネスパーソンが訪れています。
街を歩いていても、ビジネスの中心地らしい雰囲気を感じる場面がありました。
一方、オンラインで仕事が完結するデジタルノマドにとっては、必ずしも高い生活費を払って香港に長期滞在する必要はありません。
僕自身、フィリピンなどを拠点にしながら仕事をしているので、生活費を抑えつつ、必要に応じて香港のような国際都市を訪れるスタイルも魅力的だと感じます。
「稼ぐ場所」と「暮らす場所」を分けて考えられること。
これは、場所に縛られず働くデジタルノマドの大きなメリットの一つですね。
まとめ|香港は高い。でも、ローカルな楽しみ方もある
今回の香港滞在では、到着からわずか1日ほどで、いろいろな発見がありました。
午前2時20分のフライトを勘違いして慌てて準備したり、空港でオンラインチェックインを活用して長蛇の列を避けたり。
香港に到着してからは、バスで爆睡して終点まで行ってしまいました。
街に出ると、スタバのコーヒーが820円もすることに驚き、ローカル食堂ではVisaが使えず、フィリピンのGCashで何とか支払いを済ませることに。
最後には、フィリピンペソを香港ドルに両替して、ようやく安心して食事ができました。
それでも、ローカル食堂では800円ほどでお腹いっぱいになれましたし、ホステルも想像以上に快適でした。
今回感じたのは、香港は確かに物価が高いけれど、旅行の楽しみ方まで高額である必要はないということです。
高級なレストランやショッピングモールもいいですが、地元の人が利用する食堂に入ったり、生活感のある路地を歩いたりするだけでも、十分に面白い体験ができます。
そして、そうした場所でのちょっとしたトラブルや発見こそ、旅の記憶に残るものです。
今回も、計画どおりに進まなかったことが、結果的にはいい経験になりました。
これからも、海外を移動しながら働く中で感じたリアルな生活事情や、デジタルノマドとしての気づきを発信していきたいと思います。
旅をしながら働くことの面白さは、観光地を見ることだけではなく、その国の「普通の暮らし」に触れられることなのかもしれません。
The Remote Digital Hubをもっと見る
購読すると最新の投稿がメールで送信されます。
























コメントを残す