ここんにちは、リョウです。
香港滞在3日目。最終日の夜は、香港エクスプレスでマニラへ戻ります。
フライトは23時05分発。朝から空港に向かうには早すぎるし、かといって遠くまで出かけると、帰りの移動が気になる。
「空港に近づきながら、最後まで香港を楽しめる場所はないかな」
そんなところから、この日の行き先を考え始めました。
最終的に向かったのは、東涌(Tung Chung/トンチョン)。
海辺で写真を撮ったり、工事の看板が気になって調べたり。空港行きのバスを探す途中では、路線による違いもわかりました。
そして空港では、便利なセルフチェックインに感心した一方で、夕食の値段とルーの少なさにひと言。
今回は、現地で迷ったことや調べたことも含めて、香港最終日の流れを残しておきます。
- 1 中環も考えたけれど、空港に近い「東涌」へ
- 2 モールに着いてから、景色のいい海辺を探す
- 3 工事の看板が気になる。「ここには何ができる?」
- 4 前夜のドキュメンタリーをきっかけに、香港と中国の関係も気になった
- 5 港にも空港行きのバスが。でも、路線図を見ると違いがあった
- 6 空港へは何時に向かう? 予定も途中で調整した
- 7 「T1で降りる」と「T2でチェックイン」は別だった
- 8 オンラインチェックインは成功。でも電子搭乗券が出ない
- 9 夕食で勘違い。指さしたのは空港スタッフ用メニューだった
- 10 カレーで約1,200円。しかもルーが少ない
- 11 搭乗開始は22時20分。食後も、出発口へ向かう時間を確認
- 12 無事マニラに到着。迷ったことも含めて、香港最終日の記録
中環も考えたけれど、空港に近い「東涌」へ

最初は、中環方面や中環街市も候補に挙がっていました。
ただ、そこで気になったのが、「今いるところより、空港に近くなるのか」ということ。
最終日なので、できれば移動するたびに空港へ近づきたい。ランチができればよくて、ノマド作業は様子を見て。仕事をする場所の確保は、この日は必須にしませんでした。
さらに、行き先には少し希望がありました。
- どちらかというと、近代的なところ
- 海沿いの景色や、ワクワクする雰囲気があるところ
- 空港まで、おおむね30分程度で移動できる距離
- 最後は電車ではなく、バスで空港へ行けるところ
候補の中には、以前行った場所もありました。それ以外で探して、選んだのが東涌です。
名前を聞いた時点では、どんな場所なのか、はっきりイメージできていませんでした。
調べながら行き先を決め、ホステルからMTRで移動。まずは東涌駅直結の「Citygate Outlets(シティゲート・アウトレット)」へ向かいました。
最初から完璧な旅程があったわけではなく、その日の希望に合わせて行き先を絞った、という感じです。
モールに着いてから、景色のいい海辺を探す

モールに着くと、今度は「インスタ映えするような、景色のいいところはあるかな」と周辺を調べました。
そのまま買い物だけで終えるのではなく、せっかくなら外の景色も見たい。
そこで、モールから徒歩で海沿いへ。
高層の建物が見える東涌で、海辺の景色も撮れる。街中の路地を歩いていた前日とは、写真の雰囲気も変わります。
海沿いにはピンク色のスペースもあり、そこで自分の写真も撮りました。
自撮りをしてみたり、撮った写真を見直したり。旅先で写真を撮っていると、場所探しだけでなく、構図や姿勢も気になってきます。
「どこかへ行った」という記録だけでなく、自分もその場所にいたことが伝わる写真を残したい。
この日は、そんな写真の時間もありました。
一方で、夜のフライトは決まっています。海辺を歩きながらも、モールに戻る時間やバス乗り場は確認していました。
工事の看板が気になる。「ここには何ができる?」

モール周辺では、大きな工事の囲いも目に入りました。
そこに書かれていたのが、「Airport Tung Chung Link」という名前。
「Airport City」や「SKYTOPIA」の文字、そして車両と乗り場のような完成予想図もあります。
何ができるのかわからず、看板を撮って調べてみました。
これは、東涌の中心部と空港側のエリアなどを結ぶ、自動運転交通システムの計画とのこと。
写真の看板にも、東涌と空港、港珠澳大橋の香港側の施設をつなぐという説明がありました。
今日使うバス停なのか、これからできる別の交通機関なのか。現地では、その区別も調べて初めてわかります。
観光名所だけでなく、たまたま見かけた工事の看板も、その街を知るきっかけになるんですね。
今回は既存のバスを使いますが、東涌と空港周辺では、交通の整備も進んでいるようでした。
前夜のドキュメンタリーをきっかけに、香港と中国の関係も気になった
この日のやり取りで、もうひとつ調べたことがあります。
前日の夜、香港がどのように中国の一部になっているのかを扱ったドキュメンタリーを見ました。
それを見て、「実際、今の香港はどんな状況なんだろう」「以前と何が変わって、これからどうなっていくんだろう」と気になったんです。
旅行中に見えるのは、モールや交通機関、海辺の景色、お店の様子。
でも、数日街を歩くだけではわからない変化もあります。
調べて整理すると、香港は1997年に英国から中国へ返還され、「一国二制度」のもとで、本土とは異なる制度を維持してきました。
現在も香港ドルや独自の出入境管理、英国由来の法制度などの違いは残っています。一方、2020年の香港国家安全維持法や、その後の制度変更によって、政治活動や言論の自由を取り巻く環境は大きく変化しています。
中国・香港政府は安定や国家安全保障のための措置と説明し、英国政府などは自由や自治の後退を批判しています。
街を旅行できることと、そこで暮らす人が自由に政治的な意見を言えることは、同じ話ではない。
今回調べて、そこは分けて考える必要があるとわかりました。
また、「2047年になれば自動的に本土とまったく同じになる」と決まっているわけでもありません。返還時に示された50年間の節目ですが、その先を断定することはできません。
これは、現地の人から直接聞いた体験ではなく、ドキュメンタリーをきっかけに調べたことです。
香港を訪れている間に、その街の背景についても知りたくなった。今回の滞在には、そういう時間もありました。
参考:
港にも空港行きのバスが。でも、路線図を見ると違いがあった

空港行きの乗り場は、先にモール周辺でも確認していました。
Citygateの下にバスが出入りする大きなスペースがあり、「空港行きはここかな」と場所を確認。
その後、海沿いの港付近でもバスを見つけました。
「ここからも乗れるなら、モールに戻らなくてもいいのでは?」
そう思って調べ、停留所の案内を近くで撮ると、「S56」「Airport」と表示されていました。現在地は「Tung Chung Development Pier/東涌發展碼頭」です。
ただ、路線図をよく見ると、現在地から空港までの間に住宅街の停留所がいくつも並んでいます。
空港へ行けることは同じでも、途中の回り方が違うんですね。
さらに、案内の下のほうには「約15分」とありましたが、これは戻り区間についての表示。ここから空港まで15分という意味ではありませんでした。
「Airportと書いてある」「15分と書いてある」だけで判断すると、勘違いしそうなところでした。
モール側のS64も空港へ行きますが、貨物施設などを回るルート。最終的には、東涌駅のバスターミナルでS1の案内を確認し、こちらで空港へ向かいました。
現地では、バスの番号が似ているだけで少し迷います。乗る前に行き先と停車順を確認しておくと、移動中の不安は減りますね。
空港へは何時に向かう? 予定も途中で調整した
最初は、18時30分〜19時ごろに空港へ着くつもりで考えていました。
ただ、予約を確認すると出発は23時05分。
「それなら、19時にモールを出てもいいのでは?」
途中でそう考え直し、バスの待ち時間やターミナルへの移動を含めて、到着の目安を確認しました。
実際に何時何分のバスに乗ったかまでは記録していませんが、最終的には無事に空港へ到着し、搭乗券の発行も夕食も済ませられました。
空港に近い場所まで移動していたので、最後の出発時刻を考え直せたのは便利でした。
なお、S1の停留所に出ていた運賃は3.70香港ドル。
同じ日に、あとで約1,200円の夕食を食べることを考えると、バスは手頃に感じます。
※路線や運賃は今回確認した時点の情報です。旅行時は最新の案内をご確認ください。
「T1で降りる」と「T2でチェックイン」は別だった
空港へ向かう途中、予約画面を見て気になったのが「HKG T2」の表示でした。
今回の航空会社は香港エクスプレス。チェックイン場所はT2です。
一方、S1の路線図で案内されていた降車場所は「Terminal 1 (South)/一號客運大樓(南)」。
バスを降りる停留所の名前と、自分のチェックイン場所が一致するとは限らない。
ここも、現地で確認しながら進んだ部分です。
バスの停車順と降りる場所を確認し、空港到着後はT2へ。香港エクスプレスの手続きに進みました。
旅行案内なら「空港へ移動」のひと言で済んでしまいますが、実際はこうした細かい確認が続いています。
オンラインチェックインは成功。でも電子搭乗券が出ない
今回は、香港エクスプレスのサイトでオンラインチェックインもしました。
手続きは成功。
ただ、画面には「電子搭乗券は現在利用できません」という表示が出ました。
続く案内では、現地の規則や書類確認などのため、カウンターまたはセルフサービスの機械で紙の搭乗券を受け取るように、と書かれています。
つまり、オンラインチェックインが終わっても、この画面だけでは搭乗券の代わりにならないということでした。
空港での手続きが必要なんだな、と思いながら向かいましたが、着いてみるとセルフで搭乗券を発行できました。
そのときの感想は、「セルフチェックインなどで、めちゃ楽」。
画面では少し気になったものの、実際の手続きはスムーズでした。
また、マニラへ戻る前には「フィリピン入国のデジタルフォームは、今回も必要なのか」も確認しました。
以前使ったことがあっても、今回の渡航情報を登録する必要があるeTravel。フィリピンへの到着予定は翌日だったので、出発日と到着日が違うことにも注意が必要でした。
こうした入国準備は、前に経験していても、出発前にもう一度確認したくなります。
夕食で勘違い。指さしたのは空港スタッフ用メニューだった
搭乗券の発行を終え、夕食は出発エリアの入り口近くにあるフードコートで取ることにしました。
そこで、ちょっと驚いたことがありました。
注文するとき、置かれていたメニューを指さしたのですが、あとから、それが空港スタッフ用のメニューだったと気づいたんです。
一般客用と一緒に置いてあったので、その時点では気づきませんでした。
日本では、自分はこういう場面にまず出会わなかったので、「こんなことがあるんだな」と少々驚きました。
しかも、スタッフ用は10香港ドルくらい安い。
同じ売り場に並んでいたら、知らずにそちらを見てしまうこともあるよな、というのが正直なところです。
なお、指さしたのがスタッフ用だったことと、実際にスタッフ価格が適用されたかどうかは別の話。ここでは、注文後にメニューの違いに気づいた、という出来事です。
言葉だけでなく、メニューの置き方や料金の仕組みでも、日本での感覚との違いが出てきます。
カレーで約1,200円。しかもルーが少ない

注文した夕食は、揚げたチキンと野菜がのったカレーライス。
これで、日本円にすると約1,200円でした。
「空港の飯は、やっぱり高い」
食べながら、そう感じました。
しかも、ルーが少ない。
ご飯はあるのに、カレーのルーがもう少し欲しい。値段だけでなく、そのバランスも気になりました。
自分でも簡単に作れる料理なので、なおさら外食は高く感じるんですよね。空港は特に。
特別な料理や、そこでしか食べられないものなら、また違う感想だったかもしれません。
でも今回は、カレーライス。自分で作るイメージができるぶん、「これで1,200円か」と思ってしまいます。
旅の食事だからといって、毎回「おいしかった、いい経験だった」で終わるわけではありません。
便利な空港で、手続きは楽だった。でも、夕食は高く感じたし、ルーも少なかった。
この日は、その両方がありました。
搭乗開始は22時20分。食後も、出発口へ向かう時間を確認

夕食中の時刻は、香港時間で20時11分。
搭乗開始は22時20分で、まだ時間があります。
ただ、自分がいたのは出発エリアに入る前のフードコート。搭乗券を持っていても、そのままゲートに着いているわけではありません。
「何時くらいに出発エリアへ向かえば、ちょうどいいかな」
ここも確認しました。
保安検査や出国審査、ゲートまでの移動を考え、20時45分〜21時ごろに向かう目安に。ゲートへは22時ごろまでに着くつもりで考えました。
これは、そのときの計画です。実際の通過時刻までは記録していません。
搭乗案内の画面には203番ゲートと表示されていましたが、ゲートは変更もあるので、空港での表示を確認しながら進むことにしました。
空港での待ち時間も、「あと何時間あるか」だけでなく、「この先にどんな移動が残っているか」で考える必要がありますね。
無事マニラに到着。迷ったことも含めて、香港最終日の記録
その後、香港からマニラへ移動し、無事に到着しました。
今回の最終日は、行き先を選ぶところから、その都度調べながら動いた一日でした。
中環も考えたけれど、空港に近い東涌へ。モールに着いてから海辺を探し、写真を撮る。工事の看板が気になって調べ、前夜のドキュメンタリーから香港の政治や制度にも関心が向く。
空港へ向かう段階では、S56、S64、S1の違いを確認。T1の停留所とT2のチェックイン場所の違いもありました。
手続きはセルフで楽だった一方、食事ではスタッフ用メニューを指してしまい、約1,200円のカレーにはルーがもう少し欲しかった。
こういう細かいやり取りや、ちょっとした戸惑いも含めて、実際の旅なんだと思います。
香港の最終日に何をしたか、と聞かれたら「東涌を歩いて、空港へ行った」で済むかもしれません。
でも、その間には、見て、迷って、調べて、驚いたことがいくつもありました。
そのまま残しておきたい、香港滞在3日目の記録です。
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