こんにちは、デジタルノマドハブを運営しているリョウです。
「オンラインで仕事を始めたい。でも、自分には何を売れるのかわからない」
これは、以前の僕自身が抱えていた悩みです。
僕はもともと、いつか自分で事業をやりたいと思っていました。
会社員として同じ場所へ通い、決められた仕事を続けるのではなく、自分の力で収入を作り、もっと自由に働きたいと考えていたのです。
ただ、気持ちはあっても、何を事業にすればいいのかはわかりませんでした。
どんなアイデアを選べばいいのか。
自分に何が売れるのか。
そもそも、どうやって事業を始めればいいのか。
当時の僕には、わからないことばかりでした。
それでも会社員としてさまざまな仕事を経験するなかで、少しずつ方向性が見えるようになりました。
振り返ると、僕の商品は何もないところから突然生まれたのではありません。
留学や海外勤務、英語学習、オンライン英会話の運営、企業向け英語研修など、それまでバラバラに見えていた経験を組み合わせることで生まれました。
この記事では、僕自身が英語や会社員経験をオンラインサービスへ変えてきた過程を交えながら、自分の経験やスキルを商品にする方法を紹介します。
- 1 結論:商品とは「知識」ではなく、相手が変化するまでの道筋
- 2 僕も最初は「何を事業にすればいいか」わからなかった
- 3 会社員経験が、バラバラだったスキルをつないでくれた
- 4 Webサイトに商品を並べても、お客様は来なかった
- 5 数か月後に届いた、最初の無料体験メール
- 6 最初は「普通の英会話レッスン」だった
- 7 伴走型に変えたことで、価格ではなく価値で選ばれるようになった
- 8 自分の経験を商品に変える5つのステップ
- 9 商品作りで僕が経験した3つの失敗
- 10 場所に縛られない働き方は、すぐには完成しなかった
- 11 商品の種が見つからないときの3つの質問
- 12 今日からできる最初の一歩
- 13 まとめ:自分にとっての遠回りが、誰かの近道になる
- 14 あなたの経験を、「場所に縛られない収入」へ
結論:商品とは「知識」ではなく、相手が変化するまでの道筋
「自分には何が売れるだろう?」と考えると、資格、知識、特技などを探しがちです。
しかし、お客様が本当に欲しいのは、知識そのものではありません。
たとえば、英語を学びたい人が本当に求めているのは、英文法や単語の知識だけではありません。
- 海外の会議で自信を持って発言したい
- 外国人の同僚とスムーズに話したい
- 英語を使って仕事の可能性を広げたい
- 海外で働けるようになりたい
その先にある変化を求めています。
これは、ほかの商品でも同じです。
SNS運用を学びたい人が求めているのは、自分のサービスを必要な人へ届けられること。
海外移住について知りたい人が求めているのは、不安を減らし、実際に海外生活を始められることです。
つまり、商品とは、今の悩みを抱えた人を、望む未来まで案内するサービスです。
大切なのは、自分が何を知っているかだけではありません。
自分の経験を使って、どんな人を、どんな状態まで導けるのか。
ここが見えてくると、これまでの経験が商品の材料に変わっていきます。
僕も最初は「何を事業にすればいいか」わからなかった
僕は20歳のころから、留学、ワーキングホリデー、英語学習、海外勤務など、さまざまな経験を重ねてきました。
ただ、その経験を自分の商品にできるとは、当時は考えていませんでした。
転機の一つになったのが、フィリピン・BGCでの勤務経験です。
親友のカズさんが、上場企業の現地法人を立ち上げたあとに声をかけてくれ、僕もそこで働くことになりました。
その会社で働くなかで、ITの可能性に気づきました。
ITやWebを活用すれば、大きな会社でなくても、個人や小さなチームが多くの人へ価値を届けられます。
その後、カズさんが会社を辞めて起業するときに、僕も一緒にWebサイトを立ち上げることになりました。
僕が30歳を迎えたころです。
「30歳という節目に、自分でも何かを運営してみたい」
そんな気持ちがありました。
そこで、20歳から経験してきた留学、ワーキングホリデー、海外生活、英語学習などを、ブログで発信し始めました。
最初はビジネスというより、純粋にブログを書くことを楽しんでいました。
自分の経験を書いた記事を誰かが読んでくれる。
アクセス数が少しずつ増えていく。
それがうれしくて、さらに記事を書くようになりました。
この経験から学んだのは、最初から完璧な商品を決める必要はないということです。
まずは自分の経験を発信してみる。
すると、どんな情報が読まれるのか、どんなことで悩んでいる人がいるのかが、少しずつ見えるようになります。
会社員経験が、バラバラだったスキルをつないでくれた
自分の商品を考えるうえで大きかったのが、会社員としての経験です。
僕は、当時大きく伸びていたオンライン英会話事業の世界に飛び込みました。
そこで、サービスの運営、教材制作、講師との連携、受講生へのサポートなど、オンライン英会話を運営するためのノウハウを学びました。
さらに、企業向け人材育成を行うALUE株式会社では、企業研修として英語力を伸ばすためのメソッドや、受講者の課題に合わせてサポートする考え方を学びました。
そして、次の3つが自分のなかでつながりました。
- 自分自身が試行錯誤しながら英語力を伸ばした経験
- オンライン英会話事業で学んだ運営ノウハウ
- 企業向け英語研修で学んだ実践的な育成メソッド
一つひとつは、会社員として経験してきたことです。
しかし、それらを組み合わせることで、現在の英語コーチングサービスの原型が見えてきました。
商品アイデアは、まったく新しいものをゼロから発明しなくても構いません。
仕事で経験してきたこと。
自分が興味を持って研究してきたこと。
自分自身が悩み、乗り越えてきたこと。
これらを組み合わせることで、自分ならではの商品を作れる可能性があります。
Webサイトに商品を並べても、お客様は来なかった
ブログを続けていたある日、当時一緒に働いていた同僚から、こんなことを言われました。
「オンライン予約システムを入れたら、生徒さんが来るんじゃない?」
調べてみると、Webサイトに予約機能を追加できるプラグインが見つかりました。
「これなら、自分でもオンライン英会話サービスを始められるかもしれない」
そう思い、さっそく予約システムを導入しました。
価格は手探りで決め、いくつかの商品を作り、Webサイトに並べました。
ところが、いざサービスを始めても、なかなかお客様は来ませんでした。
当時の僕は、この事業で生計を立てられれば、会社員生活から抜け出し、自分が望んでいた自由な働き方を実現できると考えていました。
毎日同じ道を通り、同じ場所で、同じような仕事をする生活から、自分で選べる働き方へ移りたい。
その気持ちは強かったのですが、思うように申し込みは増えませんでした。
ここで初めて、良いサービスを作っただけでは売れないという現実に気づきました。
- サービスページへどう誘導するのか
- 誰に向けたサービスなのか
- どんな言葉なら価値が伝わるのか
- ほかのオンライン英会話と何が違うのか
- 申し込んだあと、どんな変化を得られるのか
こうした導線設計、コピーライティング、対象者の明確化、差別化がなければ、商品の存在にすら気づいてもらえません。
これは、実際に商品を作り、売ろうとしたからこそ学べたことでした。
数か月後に届いた、最初の無料体験メール
サービスを始めても、申し込みが入らない時期が続きました。
それでもブログを書き、Webサイトを少しずつ改善していると、数か月後、一本のメールが届きました。
「無料体験を受けたいです」
初めての体験申し込みでした。嬉しくて、嬉しくて、涙が出ました。
当時は、英語講師として働いている知り合いがいたため、その人に協力をお願いしました。
それをきっかけに、一緒に事業を進めることになり、少しずつお客様も増えていきました。
最初の申し込みまでには時間がかかりました。
それでも、この一件によって、自分の経験やスキルが本当に誰かの役に立ち、仕事になる可能性を実感できました。
同時に、商品を作るだけでなく、発信を続け、読者からサービスへつながる道を作ることが大切だと学びました。
最初は「普通の英会話レッスン」だった
最初に提供していたのは、比較的シンプルなオンライン英会話レッスンでした。
しかし、受講生と向き合うなかで、レッスンを提供するだけでは解決できない悩みが見えてきました。
たとえば、次のような悩みです。
- レッスンを受けても、自分の弱点がわからない
- その場では理解できても、あとで復習できない
- 間違った表現を、どう直せばいいのかわからない
- 仕事で必要な英語と、レッスン内容が結びつかない
- 一人では学習を継続できない
そこで、受講生が実際に話した内容を見える化し、その場で添削する方法を取り入れました。
さらに、復習しやすい仕組み、個別の課題整理、学習の進み方を確認するサポートなどを加え、少しずつ伴走型のサービスへ変えていきました。
この仕組みには、会社員時代に学んだ英語研修のノウハウと、僕自身が英語力を伸ばすために実践・研究してきた方法が生かされています。
受講生からも、レッスン内容や添削、改善点のわかりやすさを評価してもらえるようになりました。
自分が興味を持って続けてきたこと、仕事で学んだこと、自分自身で実践してきたことが、最終的にサービスの強みになったのです。
伴走型に変えたことで、価格ではなく価値で選ばれるようになった
一般的な英会話レッスンだけを提供していると、どうしても「1回いくらか」という価格で比べられやすくなります。
しかし、添削、課題の見える化、復習支援、カウンセリング、個別カリキュラムなどを組み合わせると、提供するものは単なる英会話レッスンではなくなります。
受講生が目標を達成するまで支える、パーソナルな英語コーチングサービスになります。
その後、短期集中プランを作ったことで、事業の売上も大きく伸びました。
サポート内容に付加価値を持たせることで、サービスの価格を上げることもできました。
もちろん、単に値段を上げればよいわけではありません。
お客様が望む結果に近づくために必要な支援を加え、その価値をわかりやすく伝えることが大切です。
この変化によって、ほかのオンライン英会話との違いも伝わりやすくなり、価格だけではなく、サービス内容で選んでもらえるようになりました。
自分の経験を商品に変える5つのステップ
僕自身の経験を振り返ると、商品作りは次の5つの流れに整理できます。
ステップ1:これまでの経験を書き出す
まずは、売れるかどうかを考えずに、次の内容を書き出してみましょう。
- 仕事で経験してきたこと
- 長く続けてきたこと
- 人からよく相談されること
- 自分が乗り越えた悩み
- お金や時間をかけて学んできたこと
- 自分には普通でも、周りからよく褒められること
失敗や遠回りも、大切な経験です。
失敗した経験がある人は、初心者がどこでつまずくのかを理解し、その失敗を避ける方法を具体的に伝えられます。
ステップ2:「誰の、どんな悩み」を解決するか決める
商品がぼんやりしてしまう原因の多くは、対象となる人が広すぎることです。
たとえば、「英語を教えます」だけでは、誰のためのサービスなのかが伝わりません。
一方で、次のように絞ると、価値が見えやすくなります。
海外チームとの会議で発言できずに困っている会社員が、自分の考えを短く伝えられるようになる英語コーチング
考えるときは、次の一文を埋めてみてください。
私は、[どんな人]が抱える[どんな悩み]を、[自分の経験や方法]を使って、[どんな状態]へ変える。
この一文が、商品の土台になります。
ステップ3:複数の経験を組み合わせる
一つのスキルだけでは、ほかの人との違いを出しにくい場合があります。
そんなときは、これまでの経験を組み合わせます。
僕の場合は、次のような組み合わせでした。
英語学習と海外経験 × オンライン英会話の運営 × 企業向け研修 × Web集客
どれか一つだけなら、同じ経験を持つ人はいるでしょう。
しかし、複数の経験を組み合わせると、自分ならではの方法や視点が生まれます。
ステップ4:最初は小さく提供する
いきなり大規模な講座や、完璧なサービスを作る必要はありません。
最初は、次のような小さな商品でも十分です。
- 60分の個別相談
- 3回完結のオンラインサポート
- 少人数のワークショップ
- 期間を限定したモニタープラン
- テンプレートやチェックリスト付きの相談
最初の段階では、大きく稼ぐことだけが目的ではありません。
実際の悩みを聞き、自分の方法が役立つかを確かめ、商品を改善することが重要です。
ステップ5:お客様の反応から商品を育てる
商品は、頭の中だけで完成させるものではありません。
お客様と向き合うなかで、次のことが見えてきます。
- 本当に困っていること
- 説明しても理解されにくい部分
- 特に喜ばれるサポート
- 追加で求められる内容
- 結果が出やすい人の特徴
僕のサービスも、最初から現在の形だったわけではありません。
普通の英会話レッスンから始まり、お客様の反応を受けて、添削、復習、課題の見える化、個別サポートを追加し、伴走型のサービスへ育っていきました。
完成した商品を売るというより、お客様と一緒に商品を育ててきたという感覚に近いと思います。
商品作りで僕が経験した3つの失敗
1.Webサイトに商品を載せれば売れると思っていた
これは、僕自身が最初に経験した失敗です。
商品を作り、予約機能を付けただけでは、お客様はなかなか来ません。
必要な人に知ってもらうための発信、サービスページへの導線、価値を伝える文章、ほかのサービスとの違いが必要です。
2.最初から商品を増やしすぎた
最初は適当に価格を決め、いろいろな商品をラインナップしました。
しかし、商品が多ければ売れるわけではありません。
商品が増えすぎると、お客様はどれを選べばいいのかわからなくなります。
まずは対象者と悩みを一つに絞り、「この人には、まずこの商品」と言える状態を作るほうが伝わりやすくなります。
3.サービスの内容だけを考えていた
最初のころは、どんなレッスンを提供するかばかり考えていました。
しかし、どれほど良いサービスでも、存在を知られなければ申し込まれません。
商品作りと同時に、発信、集客、販売ページ、申し込みまでの導線も考える必要があります。
場所に縛られない働き方は、すぐには完成しなかった
僕は30歳の節目にWebサイトを立ち上げ、そこから約2年かけて、場所に縛られず働くための土台を作っていきました。
振り返ると、想像していたよりも時間がかかりました。
ブログを作れば、すぐに読者が増えるわけではありません。
商品を並べれば、すぐに売れるわけでもありません。
発信、商品作り、集客、販売、サービス改善を、一つずつ実践しながら覚えていきました。
当時、経験の整理から商品作り、集客までを一緒に考え、正しい順番で導いてくれる人がいれば、もっと効率よく進められたかもしれません。
この経験があるからこそ、現在は、これからオンラインで仕事を作りたい人に対して、単に情報を伝えるだけではなく、その人の状況に合わせて一緒に整理することが大切だと考えています。
商品の種が見つからないときの3つの質問
まだ何を商品にすればいいかわからない場合は、次の質問に答えてみてください。
- 3年前の自分に、今なら何を教えられるか?
- 友人や同僚から、繰り返し聞かれることは何か?
- 自分がお金や時間をかけて解決してきた悩みは何か?
答えのなかに、商品の種があります。
特に、過去の自分と同じ悩みを持つ人は、有力な対象者です。
悩んでいたときの気持ち、つまずいた場所、役に立った方法を、自分の言葉で伝えられるからです。
今日からできる最初の一歩
まずは、次の3つを書き出してみましょう。
- 自分が経験してきたこと
- その経験が役立ちそうな相手
- 相手が得られる具体的な変化
そして、次の形で一文にします。
[対象となる人]が、[抱えている悩み]を解決し、[理想の状態]へ進むための[サービス形式]
たとえば、次のような形です。
自分のスキルを仕事にしたい会社員が、経験を整理し、最初のオンライン商品を作るための3回個別サポート
この段階では、商品の名前も価格も仮で構いません。
まずは一人に説明できる形にすることが、商品作りのスタートです。
まとめ:自分にとっての遠回りが、誰かの近道になる
僕も最初から、英語を商品にしようと決めていたわけではありません。
留学、ワーキングホリデー、海外勤務、オンライン英会話の運営、企業向け研修、ブログ運営。
そのときは別々に見えていた経験が、あとから一つにつながり、自分ならではのサービスになりました。
経験やスキルを商品に変える基本は、次の5つです。
- これまでの経験を棚卸しする
- 誰のどんな悩みを解決するか決める
- 複数の経験を組み合わせる
- 小さな商品として提供する
- お客様の反応をもとに改善する
自分にとって当たり前の経験は、自分では価値に気づきにくいものです。
しかし、あなたが時間をかけて学んだこと、遠回りして身につけたこと、失敗から立て直したことは、同じ悩みを抱える人にとって貴重な情報になります。
あなた自身を無理に大きく見せる必要はありません。
今まで歩いてきた道を整理し、それを必要としている人に届く形へ変えていけばいいのです。
あなたの経験を、「場所に縛られない収入」へ
「自分には何が売れるのかわからない」
「アイデアはあるけれど、商品としてまとめられない」
「オンラインで収入を作りたいけれど、最初の一歩が決まらない」
そんな方へ、30分の無料相談をご用意しています。
これまでの経験やスキルを一緒に整理し、あなたに合いそうな商品と、次にやることを明確にしていきます。
まだ具体的な商品が決まっていなくても大丈夫です。まずは今の状況を聞かせてください。
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