WordPressサイトを長く運営していると、気づかないうちにプラグインはどんどん増えていきます。
「昔必要だったから」
「おすすめされていたから」
「SEOにいいと聞いたから」
そんな理由で入れたプラグインが、そのまま残っていることも少なくありません。
僕もRYO英会話ジムを6年以上運営する中で、長年使い続けていたプラグインがたくさんありました。
最近になって、「本当に今も必要なのか?」という視点で一つずつ見直してみたところ、サイトがかなりスッキリしました。
しかも驚いたのは、PageSpeed Insightsの数値だけでなく、体感速度まで向上したことです。
今回は、実際に削除したプラグインや、その判断基準をまとめます。
最初に気づいたこと
きっかけはPageSpeed Insightsでした。
モバイルのスコアはそこまで高くなく、「JavaScriptの処理が重い」という指摘が続いていました。
そこで思ったのが、
「プラグインが多すぎるのでは?」
ということ。
とはいえ、単純に数が多いから悪いわけではありません。
大事なのは、
「今でも役割があるかどうか」
です。
まず削除したプラグイン
a3 Lazy Load
昔は定番でしたが、現在のWordPressは標準で画像のLazy Loadに対応しています。
記事内画像も1枚程度、YouTube埋め込みも1つ程度なので、役割はほぼ終了。
削除しました。
WebSub (PubSubHubbub)
昔はGoogleへ更新通知を送るために有効でした。
しかし現在はGoogleのクロール性能がかなり向上しています。
Search Consoleにも接続しているので削除。
PuSHPress
これもWebSub系。
役割が重複していたため削除。
XML Sitemap Generator for Google
昔から使っていた超定番プラグイン。
しかし現在はWordPress標準でサイトマップが生成されます。
最終的に
/wp-sitemap.xml
へ切り替えました。
Search Consoleも正常に取得できています。
Website LLMs.txt
これは最近話題のAI向け設定ですが、
AIOSEOにも同じ機能が搭載されていました。
重複していたため削除。
WP-PostViews
アクセス数を記事ごとに保存するプラグインです。
しかしJetpackでもアクセス解析しているため役割が重複。
さらにWP-PostViewsはページ表示ごとにデータベースを書き換えるので、長期的には負荷になりやすいと判断して削除しました。
Shortcodes Ultimate
実際に使っているショートコードはすべてSTORK19側のもの。
検索しても利用していなかったため削除候補にしました。
Autoptimizeも思い切って無効化
一番迷ったのがAutoptimizeでした。
以前、速度改善の記事を参考に細かく設定していました。
だから正直、
「消したら遅くなるだろう」
と思っていました。
しかし実際に試してみると、
体感速度はむしろ向上。
PageSpeed Insightsでも、
Total Blocking Timeが改善。
何より、
サイトを開いた瞬間の引っかかる感じが減りました。
もちろんサイトによります。
でも少なくとも僕の環境では、
「昔は効果があったけど、今は役割が薄くなっていた」
という結果でした。
一方で残したプラグイン
全部削除したわけではありません。
役割が明確なものは残しています。
例えば、
- W3 Total Cache
- EWWW Image Optimizer
- AIOSEO
- WP Multibyte Patch
これらは現在でも十分価値があります。
特にEWWWは画像圧縮とWebP変換で活躍しています。
Jetpackだけは今後の検討課題
現時点では残しています。
理由は、
- アクセス解析
- 一部機能
を利用しているからです。
ただ、Jetpackは比較的重いプラグインでもあります。
将来的には、
「本当に必要な機能だけ残す」
方向で見直そうと思っています。
Lighthouseより実ユーザーを重視する
今回改めて感じたことがあります。
それは、
Lighthouseの点数だけを追いかけないこと。
PageSpeed Insightsには、
- テスト環境で計測する数値
- 実際のユーザーの利用データ
があります。
僕のサイトでは、
実ユーザー側は
- LCP 良好
- INP 良好
- CLS 良好
という状態でした。
つまり、
「実際には快適なのに、テスト環境だけ厳しい評価」
というケースだったんです。
だから最近は、
100点を目指すより、
実際にサイトが軽く感じるか
を大事にしています。
WordPressは「足す」より「減らす」時代
今回改めて思ったのは、
昔のSEOや高速化の常識は、今では変わっていることです。
以前は必要だったプラグインでも、
WordPress本体やテーマがその機能を持つようになっています。
だから、
「何を追加するか」より
「何を減らせるか」
を考える方が、結果的にサイトは軽くなります。
まとめ
今回見直して感じたことをまとめます。
- まずは役割が重複しているプラグインを探す
- WordPress標準機能で代替できるものは置き換える
- 実際に停止して速度を比較する
- Lighthouseだけで判断しない
- 体感速度を一番大切にする
プラグインを減らしたからといって、必ず速くなるわけではありません。
でも、「今も本当に必要か?」という視点で定期的に整理するだけで、サイトは驚くほどスッキリします。
もし長年WordPressを運営しているなら、一度プラグイン一覧を見直してみることをおすすめします。
思わぬ発見があるかもしれません。
筆者:リョウ
デジタルノマドとして海外を旅しながら、WordPressサイトを複数運営。英語コーチングサービス「RYO英会話ジム」のほか、デジタルノマドや資産形成に関する情報も発信しています。
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