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物価は安い。でも孤独だった。ハノイノマド生活で感じた28のこと

ABOUT US
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RYO代表

1985年大阪生まれ。英語コーチ・オンライン起業家。

現在は英語コーチングサービス「RYO英会話ジム」を6年以上運営。2020年から海外ノマドとして世界を旅しながら、オンラインで生計を立てています。

得意分野:

  • 英語コーチング(商品開発・教材制作)
  • Webサイト設計・売れる導線設計
  • SNS/SEOマーケティング
  • オンラインで生計を立てる仕組みづくり

趣味:英語学習、ノマド生活、筋トレ、資産運用

ライフスタイル:柔軟で自由な働き方を追求し、パンデミック以前からデジタルノマドを実践。今後はこの働き方をさらに体系化し、広めていきたいと考えています。

🧭 ハノイって実際どう?街の雰囲気と生活インフラ

細くてレトロ。だけどおしゃれな街

ハノイに着いてまず驚いたのは、「細さ」。
道も建物も、想像以上にスリム。そしてその建物が、どこかフランスの古い街並みを思わせるレトロ感をまとっている。

湖沿いの夕景。ハノイのレトロさと静けさが混じり合う一瞬

実際、ハノイはフランス統治時代の影響を強く受けていて、レンガ造りやパステルカラーの家が点在。
カフェのインテリアもセンスがよく、ノスタルジーと現代が共存している感じがする。

Grabバイクでの移動は超快適(ただし自己責任)

ハノイ市内の移動はGrabバイクが最強
アプリひとつで呼べて、ちょっとした移動なら100円以下で完了するのは日本では考えられない。

ただし、ヘルメットを渡されてすぐバイクにまたがるというスタイルなので、完全に自己責任
運転は荒くないがスピード感はあり、最初は少し怖いかもしれない。

治安はいい。でもスリは油断した瞬間にくる

街全体としては非常に安全。夜でも女性が一人で歩いている様子をよく見かけた。
ただし、“観光エリア×人混み×油断”の組み合わせは危険。

実際、財布を手に持ったまま歩いていたらスられました…。
「東南アジアあるある」と気を抜いていた自分に反省。

英語はあまり通じない…想像以上に壁

カフェの店員さん、Grabの運転手、アパートの管理人…。
英語が通じる前提で動くと、かなり苦戦する場面が多い

Google翻訳アプリは必須。
ローカル感が魅力のハノイだけど、「英語での会話」は期待しない方が無難。
とくに初めてのチェックインや交渉時は、画面を見せながら指さしで伝えるスタイルが基本になる。

💸 驚きの物価と暮らしやすさ(買い物・外食・滞在費)

スーパーで買える食材と日用品(リアル購入記録つき)

ハノイでの生活費を大きく左右するのが「食費」。
実際にスーパーで買い物してみたところ、ローカル食材はとにかく安い

品目値段(目安)コメント
卵(10個)約120円安定のローカル価格
ヨーグルト(4個パック)約40円驚きの破格
うどん(2玉)約100円和食好きにはうれしい
バナナ(大)約150円食後・朝食に便利
味噌汁(インスタント)約500円輸入品は少し割高
マウスウォッシュ約150円日用品も概ね安め

ローカルスーパーでは、日本の商品もちらほら見かけることがある

自炊をベースにすれば、1日300〜400円で生活も現実的。
とくに野菜や果物は質も良く、コスパはかなり良好です。

ローカル飯のコスパがすごい(フォー、春巻き、カフェ)

外食も魅力的。安い・早い・うまいの三拍子がそろっていて、下手に自炊するより安い場合も多い。

このボリュームで250円。これが毎日でも飽きない
食事内容値段コメント
フォー(牛肉入り)約250円出汁が絶品。毎日食べたくなる
焼き飯(ローカル)約180円激安ランチ。ボリュームあり
春巻き+スープ+ジュース約650円セットで満腹
カフェのコーヒー約280〜330円作業場所としても快適

ローカル焼き春巻き+米麺。夜の屋台めしがクセになる

ちょっと贅沢をしたい日は、日本風カフェ(約880円)やホテル併設のレストラン(約1,150円)にも行ってみましたが、どこもコスパに驚きます。

「1日2食+カフェで作業しても、合計1,000円ちょっと」
という日が多く、節約しすぎずに快適に暮らせるのが大きな魅力です。

宿泊費は破格。ホステル or アパートどっちがいい?

ハノイでの宿泊先は選択肢豊富。今回はホステルとアパート両方に滞在してみました。

宿タイプ料金感想
ホステル約650円/泊驚くほど安い。寝るだけなら充分
アパート(My Home West Lake)約8,300〜13,000円/月キッチン付き&広々で快適

在したアパート。静かで作業にも向いていた

アパートは快適でしたが、チェックイン手順がやや面倒(オーナーとの通話アプリでゲート開けなど)という点も。

滞在スタイルや作業重視かによって使い分けるのがベストです。

💻 ノマド視点で見るハノイのリアル

カフェでの仕事環境は?電源・Wi-Fi事情

ハノイにはノマドに向いているカフェが意外と多い。特にWest Lake周辺は欧米人も多く、作業に慣れた雰囲気のカフェが点在しています。

実際に作業したカフェ。電源もWi-Fiも安定、集中しやすい雰囲気

コーヒー1杯約300円で、長時間いても嫌がられることはなく、
Wi-Fiは動画編集レベルでなければ十分安定していました。

ただし、電源がないカフェもあるので、最初に確認することをおすすめします。
そしてやはりここでも、「英語が通じるとは限らない」のが前提。

VPN使用時の注意点(ネットが不安定になるときの対処)

滞在中は日本のサイトやアカウント管理のために、高速VPN(有料)を常時使用していました。
ただ、以下のような現象がたまに発生:

  • 接続先によって急に通信速度が落ちる
  • GoogleやSNSの読み込みが止まる
  • 作業中にZoomやチャットがタイムアウト

この場合、一度VPNをオフにして再接続すると改善することが多かったです。

「ノマドならVPN必須」は間違いないけど、“完璧”を求めるとストレスも。
臨機応変に使い分けるのがポイントだと実感しました。

イベントがない=孤独。ノマド仲間が見つからない理由

ノマドの理想は、「どこに行っても似た価値観の人とつながれる」こと。
ですが、ハノイはその点では少し厳しめでした。

  • 英語が通じづらい
  • ソーシャルイベントが少ない
  • カフェにいる外国人も“完全ひとり作業”モード

マッチングアプリも試してみましたが、フェイクアカウント率が高く、正直あまり実用的とは言えませんでした。

「出会いにくさ」は滞在中もっとも大きな孤独要素。
この街の良さを分かち合える人がいないと、物価の安さも少し虚しく感じる瞬間がありました。

⚠️ 意外と知られていないハノイ生活の“壁”

チェックインのやり取りが想像以上に面倒

アパート滞在で一番戸惑ったのが「チェックイン方法」。
現地スタッフと通話アプリ(ZaloやWhatsApp)でやりとりしながら、建物の外にあるゲートを開けてもらう必要がある。

  • 誰が対応してくれるのか不明
  • 英語があまり通じない
  • SIMカードやWi-Fiがないと詰む
  • 快適だったがチェックインは一苦労

フライト後の疲れた状態で、現地SIMもまだ使えない中、
「チャットで鍵の開け方を聞きながら建物の前で待機」は、正直かなり焦りました。

歩道に穴。道路事情に油断禁物

湖周辺はきれいで整っているが、少し外れると足元に注意が必要

ハノイの街を歩いていると、ふとしたところに穴があいている歩道があったり、
バイクが歩道を通ってきたりするので、常に注意が必要です。

また、家の玄関が全面ガラス張りになっていることも多く、
中が丸見えの状態でくつろいでいる様子が見えるのもカルチャーギャップを感じました。

マッチングアプリはフェイク多め?出会いは基本ゼロ

一応「現地の人と交流できるかな」と思い、アプリを使ってみましたが…

  • 写真が明らかに加工・拾い画像
  • メッセージの内容がコピペ風
  • 他アプリへの誘導メッセージもちらほら

結論:「ほとんどフェイク」です。
本気で人とつながりたい人は、SNSやコミュニティを使った方がよほどマシ。

このように、物価や治安が良い一方で、生活インフラ・人間関係面には地味なハードルが多いのがハノイのリアルです。

ありがとうございます!
ではラスト2セクション、おすすめエリア紹介まとめパートを仕上げます。

🗺️ ハノイでノマドするならここが使える

West Lake:欧米人多め&おしゃれなカフェ密集エリア

West Lake周辺の散歩道。開放感があり、ノマドにぴったりの雰囲気

ノマドにおすすめなのは、断然West Lake(西湖)エリア
ここは欧米系の滞在者が多く、英語も比較的通じやすい印象。

  • 電源&Wi-Fi完備のカフェ多数
  • 湖沿いで静か、散歩しながらリフレッシュも可能
  • スーパーやレストランも欧米寄りのものが揃っていて安心感あり

作業・生活・気分転換が1つのエリアで完結する“ノマド向けハブ”としておすすめです。

レタントン通り:日本人街で少し安心できる場所

ネオンが並ぶ夜のレタントン通り。日本食やバーが密集

日本人に馴染みのある食事や雰囲気を求めるなら、レタントン通り(日本人街)も外せません。

  • 日本食レストラン、居酒屋、ラーメン店など多数
  • 美容室、日系マッサージ店もちらほら
  • 治安も良好で、言語のストレスが少ない

ただ、全体的に値段は少し高めなので、毎日通うよりも“週末のご褒美”感覚で使うのが◎。

ホアンキエム湖:気分転換に最高な朝ジョグスポット

朝のホアンキエム湖。地元民も多く、落ち着いた雰囲気

ハノイ中心部にあるホアンキエム湖は、地元の人たちの憩いの場。
朝の時間帯はジョギングや太極拳をする人も多く、自然と早起きしたくなる空気が流れています。

一人旅でも孤独を感じにくく、
“ちょっと気分が沈んだ日”にはここでリセットするのが定番ルートになりました。

🧾 まとめ:ハノイノマド生活で得たこと・学んだこと

  • 物価・治安・食事の面では、アジアでも屈指の暮らしやすさ
  • ただし、英語が通じない、出会いが少ない、孤独になりやすいという“静かな壁”もある
  • ノマド仲間を求めるなら、事前にSNSやSlackなどで繋がっておくのが◎
  • 1人で黙々と働くには、これ以上ないくらいの集中環境

✅ ハノイノマドを検討している人へ、まずやるべきこと

  • 🔹 Grab・VPNアプリを事前インストールしておく
  • 🔹 英語が通じない前提で、翻訳アプリもすぐ使えるように
  • 🔹 現地SIM or eSIMを空港で入手
  • 🔹 アパート滞在なら、チェックイン連絡用アプリ(Zaloなど)もDL必須
  • 🔹 人との出会いを求めるなら、日本出発前にSNSで情報収集+仲間探し

🎯 最後にひとこと

安いから行く、ではなく。
“静かに暮らしたい自分に合うかどうか”を考えて選ぶべき街
ハノイは、そんな風に向き合うと、想像以上に深くて魅力的な場所でした。

📌 関連記事:VPNなしで海外生活は危険。クレカ被害・投資・集客…全部に影響します

海外ノマド生活では、VPNの利用がもはや必須です。
僕自身、タイ滞在中にクレジットカードをハッキングされた経験があります。
それ以来、年間契約でVPNを導入しましたが、セキュリティ面だけでなく、

  • 日本国外ではアクセスできないアプリ(例:PayPay、証券口座)
  • TikTokやSNSでの日本市場向け集客
  • 公共Wi-Fi利用時の情報漏洩防止

など、VPNの恩恵を日々感じています。
特に、PayPayで株式投資をしている人や、SNSで日本向けに発信しているノマドはVPNなしではかなり不利

詳しくはこちらの記事にまとめています👇
👉 海外ノマドが抱えるVPN問題とその解決策

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