ドバイのホステル滞在は、想像以上に“濃かった”
アゴダで予約したホステル。
正直、ドバイの物価をなめてた。ホテルなんて無理だし、でも「ホステルって汚そう…」って思ってた。
でも、実際は想像以上に綺麗で快適。
エアコン完備、ベッドごとにカーテン付き。共有スペースも清潔で落ち着いた雰囲気。しかも、ベランダからの景色がとんでもない。


人との出会いがこの旅のメインディッシュだった
アメリカ人、フランス人、トルコ人、ロシア人、インド人、コロンビア人、オーストラリア人…
世界中から人が集まり、ホステルの中がちょっとした“国連”状態。
ボクシング選手のメキシコ人、仕事で来たオーストラリア人、僕と同じくノマドのコロンビア人など、背景も目的もバラバラ。
でも不思議と話は自然に始まる。
旅をしている、という共通点だけで、僕らはすぐに“仲間”になれる。
中には、女性がチェックインしてくるたびに必ず声をかけるメキシコ人も(笑)。
僕は共有スペースで作業してたので、それを目撃することが多くて…正直、羨ましかったです。
「ホステル=会話せざるを得ない空間」はノマド向き
以前の僕はホテル派。でも、それだと“人と話さないまま1日が終わる”ことが多かった。
ホステルは違う。リビングに行けば誰かがいる。small talkの連続。
言語や文化の違いも超えて、気づけば食卓を囲んでいたり、人生観を語り合っていたり。

“未来都市”ドバイは、本当に映画みたいだった
街はとにかく圧倒的に綺麗。ゴミ一つ落ちてない。
電車も清潔で静か。シートも広々、まるで新幹線のグリーン車。


電車に乗っているだけで、「日本、負けてるな」と思った。
そしてブルジュ・ハリファ、噴水ショー、空港…全部が“見せるため”に設計された都市だと感じた。

灼熱。気温50度。体感は“生きたままサウナ”
この時期(5月)、ドバイは日中の外出が本当に危険。
トルコ人のルームメイトとビーチへ行ったけど、僕は早々にギブアップ。
一方で彼はケロッとして海に入っていた。肌の作りが違うんじゃないかって本気で思った(笑)。

そして…物価の高さに震える
食費、やばいです。
マクドナルドのバーガーセットが5000円近く。普通のカフェでバーガーとコーヒー頼んでも、5000円。

スーパーで水を買うと、FIJIの1.5Lが12AED(=約500円)。

「水すら気軽に買えない国」って初めてかもしれない。
ホステルの仲間は、地元の安いスーパーで弁当のようなものを買って、しのいでいた。
工夫しないと、1週間で旅予算が吹き飛ぶ。
リモートワークできる?→ むしろ快適だった
夜はホステルの共有スペースで仕事。みんな静かに作業していて、雰囲気もいい。
外でカフェ作業もしたけど、物価の問題で結局ホステルがメインに。

そして、ヨーロッパ人のルームメイトと話していたら、彼のビジネス仲間まで紹介してくれて…
その友人はコーチングビジネスをしていて、もう一人はSNS系のインフルエンサー。
しかも、とんでもないイケメン。世の中は不公平。
でも、こういう出会いがあるからこそ、「ノマドって最高だな」と思える。
建設現場で働く海外労働者たちを見て思った“光と闇”
外は50度超え。それでも工事現場で汗だくで働いているインド人やアフリカ人の姿が目立つ。
空港やカフェのスタッフも、ほとんどが外国人労働者。
ドバイの“キラキラ”の裏には、格差社会のリアルが確実にある。
未来都市にいるのに、どこか社会の不均衡を突きつけられた気がした。
最後に:ドバイ滞在で強く感じたこと
- 出会いは人生を変える。ホテルじゃ得られなかった経験。
- 見た目はキラキラ、中身は複雑。だから面白い。
- 物価の高さと暑さに耐えられれば、ドバイは最高の実験場。
✅ これからドバイを目指すノマドへ
項目 | ワンポイントアドバイス |
---|---|
滞在先選び | ホステル一択。出会い・コスパ・仕事環境すべて◎ |
ベストシーズン | 絶対に10〜3月。5月以降は危険レベルの暑さ |
食費対策 | スーパーを活用。カフェ飯は嗜好品レベル |
small talkネタ | 英語力より、オープンマインドが武器になる |
✨まとめ
この旅で、僕の中の「日本の当たり前」がぐらつきました。
そして、誰かに優しくすれば、その人の中に「日本」という国が記憶される。
そんなシンプルな気づきも、ドバイという非日常の空間がくれた贈り物でした。
コメントを残す