最近、こんなことがありました。
3年ほど継続して受講してくれている生徒さんから、
「今回は会社に請求したいです」という話がありました。
これまでは個人でのお支払いだったのですが、
今回は法人経由になるという流れです。
そしてその後、会社側からこんな連絡が来ました。
「登録事業者番号を教えていただけますか?免税事業者ではないですよね?」
正直、このメールを見たとき、
「え、どう答えるのが正解なんだろう?」と一瞬止まりました。
これまでほとんど聞かれたことがなかったので、
少し戸惑ったのが本音です。
ただ、今回しっかり整理してみて、
「これはいい学びになるな」と思ったのでまとめます。
■ 結論:未登録なら「番号はありません」でOK
まず一番大事なポイントです。
インボイス登録していない場合、登録番号はそもそも存在しません。
なので、答えはシンプルです
恐れ入りますが、現在インボイス制度の適格請求書発行事業者の登録は行っておらず、
登録番号はございません。
これで問題ありません。
変にごまかしたり、難しく説明する必要はないです。
■ なぜ急に聞かれるようになったのか?
今回ふと思ったのが、
「今まで聞かれなかったのに、なぜ急に?」
これはシンプルで、
インボイス制度が現場レベルで浸透してきたからです。
会社側は今
- 経理チェックが厳しくなっている
- 登録番号の確認がルール化されている
つまり、
自分が変わったのではなく、相手のルールが変わっただけ。
ここを切り分けるだけでも、気持ちはかなり楽になります。
■ インボイス登録すると何が起きるのか?
ここは正直、かなり悩みました。
というのも、
売上がそこまで大きくない中で、税負担が増えるのは普通にきついと感じたからです。
例えば、年商700万円くらいの場合
- 消費税:約50万円前後
- 所得税・住民税:約60〜100万円
- 国保+年金:約60〜90万円
合計で170万〜240万円ほど引かれるイメージです。
これを見たときに、
「いや、普通に多くない?」と思ったのが正直な感想です。
■ ただし「2割特例」で最初は軽くなる
ここで一つ安心材料があります。
それが「2割特例」です。
これは
売上の2%だけ消費税を払えばOKという制度
例えば
- 年商700万円 → 約14万円の納税
通常よりかなり軽くなります。
ただし、
- 期間限定(〜2026年まで)
- その後は通常課税に戻る
という点は注意が必要です。
■ 今回の気づき:「登録するか」ではなく「いつ登録するか」
今回いろいろ整理していて、一番大きかった気づきがこれです。
インボイスは「登録するかどうか」ではなく、「いつ登録するか」の問題。
- 早すぎる → 税負担が増える
- 遅すぎる → チャンスを逃す
このバランスがすべてだと思いました。
■ 実は一番もったいないパターン
ここは意外と見落としがちです。
「契約が決まりそうになってから動く」は遅い可能性がある
なぜかというと、
企業は「契約前」にチェックするからです。
つまり👇
- 良さそう
- ↓
- インボイスある?
- ↓
- ない → ストップ
入口でチャンスを逃すことがある
ここは今回かなりリアルに感じたポイントでした。
■ 今回のケースはどうだったのか?
じゃあ今回の自分のケースはどうかというと
- 3年継続している生徒さん
- 支払いが「個人 → 会社」に変わっただけ
つまり、
ビジネスの拡大ではなく、単なる支払い方法の変化です。
なので結論としては
この1件だけでインボイス登録する必要はない
と判断しました。
■ 今の自分のスタンス
現時点ではこう考えています
基本は未登録でOK(守り)
チャンスが見えたら登録(攻め)
具体的には👇
- 法人案件が増えてきた
- インボイスがないことで断られる
- 単価に影響が出る
こういったサインが出たら、
そのタイミングで登録を検討するつもりです。
■ まとめ
今回の学びを一言でまとめると👇
インボイスは「税金の問題」ではなく「戦略の問題」
正直、このテーマに正解はありません。
でも今回のように、
「実際に聞かれたタイミング」で考えると、
一気に理解が深まります。
もし同じように悩んでいる方がいたら、
焦って登録する必要はないけど、
判断の軸だけは持っておく。
これだけでも、かなり楽になると思います。
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